労役とは、主に肉体を用いて行う重労働に従事することを指し、特に刑罰や賦役として課せられるような過酷な作業を意味する。
労農とは、労働者と農民を総称する語であり、特に社会主義や共産主義の思想において、革命の主体となる階級として捉えられることが多い。
労務とは、報酬を得るために行われる労働や勤務を指す。また、労働条件や教育訓練、福利厚生など、労働に関連する事務や管理業務を総称する場合にも用いられる。
労来とは、相手の苦労や努力に対して感謝の気持ちを表し、慰めたり励ましたりすることを指す。
労銀とは、労働者がその労務の対価として受け取る報酬を指す。労働の提供によって得られる賃金を意味する語である。
労災とは、労働者が業務中または通勤途上において被る負傷、疾病、障害、死亡などの災害を指す略語であり、労働災害保険の適用対象となる事象をいう。
労作とは、骨を折って働くこと、すなわち労働を指す。また、苦労を重ねて心血を注ぎ完成させた作品、力作という意味も持つ。
労使とは、労働者と使用者、すなわち雇用主を総称する語であり、両者の関係や間で行われる交渉、発生する紛争などを指して用いられる。
労資とは、労働者と資本家を指す語であり、両者の関係や協調を論じる文脈で用いられる。
足労とは、相手がわざわざ足を運ぶ労をとることを指す。通常は「ご足労」の形で用いられ、相手が来訪するために要した手間や苦労に対して、敬意を込めてねぎらいや謝意を表す表現である。
徒労とは、努力や苦労を重ねたにもかかわらず、それが何の成果も報いも得られずに無駄に終わることを指します。
博労とは、牛や馬の売買を仲介する職業を指す。その語源は、古代中国の馬の鑑定に長けた人物「伯楽」に由来し、日本語では「バクロウ」と読まれる。表記は「馬喰」や「伯楽」とも書かれる。
報労とは、苦労や労務に対して報いることを指す。特に、金銭や物品などでその労苦に報いる行為を意味し、「報労金」のように用いられる。
就労とは、職業に就いて実際に働くことを指す。特に雇用関係に基づき、定められた時間や場所で労働に従事する状態を表す。
過労とは、長時間にわたる過度の労働によって心身の疲労が蓄積し、健康を損なう状態を指す。近年では、過労が原因で引き起こされる死亡、すなわち過労死が社会問題として注目されている。
煩労とは、心身にわずらわしい負担がかかり、疲れを感じさせることを指す。また、そのような面倒な手間や骨の折れる作業を意味する。
漁労とは、魚介類や海藻類を捕獲・採取する作業全般を指す語である。特に漁業に従事することを意味し、「漁撈」の書き換え字として用いられる。
苦労や努力を積んだ人に対して、その労をねぎらい、いたわることを指す。特に仕事や活動で尽力した人々を労い、慰める行為や、そのための集まりを意味する。
苦労して働くこと、またそのために心身が疲れ果てる様子を指す。特に母子が共に苦労する場合に用いられることがある。
労咳は肺結核を指す古い呼称であり、漢方医学における病名として用いられる。表記は「癆咳」と書くこともある。
俗世間の煩わしい労苦や心身の疲れを指し、特に仏教においては煩悩に起因する迷いや苦しみを意味する。
相手がわざわざ出向いてくれること、またはその行為を敬っていう表現。相手の足を運ばせることに対する敬意と恐縮の念を含む。
汗馬之労とは、戦場において馬に汗をかかせるほど奔走して立てた功績、すなわち軍功を指す。『韓非子』五蠹篇に由来する四字熟語で、転じて、広く非常に苦労して成し遂げた手柄を意味する。
胼胝之労とは、手足にたこができるほどに骨身を惜しまずに働くことを意味する四字熟語である。長い時間をかけて肉体労働に従事し、非常に苦労する様子を表す。『梁書』賀琛伝に「今の大邦の大県に至るまで、人煙は疎闊にして、内に満たすに足らず、胼胝之労を以て、始めて供辦するを得る」とあるように、過酷な労働を強いられる状況を指して用いられる。
蚊や虻のような小さな虫の働きに喩え、取るに足りないわずかな努力や、微々たる貢献を指す。『荘子』天運篇に由来する四字熟語で、自らの力を謙遜して述べる場合や、他者の些細な働きを評する際に用いられる。
疲労困憊とは、心身が極度に疲れ果て、疲労が頂点に達した状態を指す四字熟語である。「困」は苦しみに陥る意、「憊」は疲れ切って顔色が悪くなることを表し、両者が組み合わさることで、単なる疲れを超えた消耗と衰弱の様子を強調している。
昼食をとる間も惜しんで昼過ぎまで働き続ける労苦を指す。『後漢書』陳元伝に由来する四字熟語で、学問や仕事に打ち込む勤勉さを表す。
「薪水之労」とは、薪を集め水を汲むような雑事を進んで行い、骨身を惜しまずに働くことを意味する。『南史』「陶潜伝」に由来する四字熟語で、地味ながらも誠実な労苦を指す表現である。
辛労辛苦とは、非常に困難な状況に直面し、心身ともに大きな苦しみを味わいながら努力を重ねることを指す。辛労と辛苦はいずれも厳しい苦難を意味し、これらを重ねることで、並々ならぬ労苦や艱難辛苦の様子を強調した表現である。
好逸悪労とは、楽を好み、労苦を嫌う性質を表す四字熟語である。『後漢書』「方術・郭玉伝」に由来し、安逸を貪り、骨を折ることを厭う人間の怠惰な傾向を指す。