辛酸とは、身に沁みるような辛さや苦しみを指し、人生において経験する非常に厳しく耐え難い苦難や困難な状況を表す言葉である。
青酸とは、シアン化水素のことで、無色透明で強い酸性を示す液体である。揮発性が高く、極めて強い毒性を持つ猛毒として知られている。
胃の内壁から分泌される消化液に含まれる酸性の成分であり、主として塩酸から成る。食物の消化や殺菌作用を担う一方、その分泌量が過剰になることで胃もたれや胸やけなどの症状を引き起こすことがある。
核酸は、有機塩基と糖、リン酸から構成される高分子化合物であり、生物の遺伝情報の保持や伝達、およびタンパク質合成の指令など、生命活動の根幹を担う重要な物質である。
硫黄と酸素と水素から成る無色で油状の液体であり、強い酸性と酸化力を示す。化学工業において重要な基礎化学品として広く利用される。
硝酸は無色透明で刺激臭を有する液体であり、湿潤した空気中では発煙する性質を示す。化学工業においてはセルロイドや爆薬の製造原料として用いられるほか、金属の溶解剤としても利用される。関連化合物として硝酸塩や硝酸アンモニウムなどが知られている。
酸味を示す性質を指し、水溶液中で水素イオンを放出する物質の特性を表す。酸性の度合いはpH値によって示され、数値が低いほど強い酸性を示す。また、酸性雨のように環境問題に関連して用いられることもある。
油脂や食品が酸化あるいは腐敗することにより、すっぱい味やにおいを生じる状態を指す。特に高温多湿の環境下で生じやすい。
非常に残酷で悲惨な様子を表し、見るに堪えず心を痛めるような状況を指す。特に「酸鼻を極める」という表現で、痛ましい出来事や光景が極限に達していることを示す。
酸模はタデ科の多年草で、道端などに自生する。全体に赤紫色を帯び、初夏には淡緑色の小花を多数つける。若い茎や葉は酸味があり食用とされ、スカンポとも呼ばれる。漢名に由来し、その酸味から「酸模」の字が当てられている。
ユキノシタ科の落葉低木で、本州中部の山地に自生する。初夏に白色の五弁花を咲かせ、球形の果実をつける。熟すと赤褐色となり、強い酸味を持つため食用にされる。
虫酸とは、胸焼けなどによって胃から口へと逆流してくる酸味を帯びた胃液のことを指す。また、強い嫌悪感を覚える様子を「虫酸が走る」と表現する。
酸橘はミカン科に属する常緑低木の一種で、その果実は香り高く酸味が強い特徴を持つ。主に調味料や薬味として用いられ、酢橘とも呼ばれる。
酸実はバラ科に属する落葉小高木で、別名を棠梨(ずみ)とも呼ばれる。
酸茎は、スグキナの葉と根を漬け込んだ漬物を指す。独特の酸味と香りを持ち、京都の名産として知られる。冬の季節に作られることが多い。
亜砒酸を濃硝酸で酸化して得られる無色の結晶性の物質。猛毒であり、染料や殺虫剤の製造に用いられる。
珪素と酸素からなる化合物を指し、一般には二酸化珪素の通称として用いられる。粉末状に加工され、硬質ガラスの原料や乾燥剤などに利用される。表記としては「硅酸」と書くこともある。
硅素と酸素および水素からなる化合物を指し、二酸化硅素の通称としても用いられる。粉末状に加工され、硬質ガラスの原料や乾燥剤などに利用される。「珪酸」と表記されることもある。
クロウメモドキ科の落葉低木で、核が大きく発達したナツメの一種を指す。
酸漿はナス科の多年草で、観賞用として庭に植えられる。初夏に白い花を咲かせ、後に袋状の萼に包まれた球形の果実が赤く熟す。この果実は中身を取り除き、口に入れて音を鳴らして遊ぶことができる。また、その形状から子どものおもちゃとしても用いられる。漢名に由来し、「鬼灯」とも書く。
酢酸の別称であり、酢の主成分として知られる有機化合物を指す。化学式はCH₃COOHで、刺激臭のある無色の液体であり、食品の調味料や工業原料として広く用いられる。
燐酸は、燐の酸化物が水と結合して生成される酸の総称であり、無色の柱状結晶で強い吸湿性を示す。医薬品や工業用途に用いられ、肥料としても重要な役割を果たす。
蟻酸は、ハチやアリなどの昆虫の毒腺に含まれる刺激性の有機酸である。皮膚に接触すると炎症や痛みを引き起こす性質を持つ。
亜硫酸は、二酸化硫黄を水に溶解して得られる無色の液体であり、漂白作用や殺菌作用を持つことから、漂白剤や防腐剤として用いられる。
塩酸を水で薄めた溶液を指す。無色透明の液体で、消化剤や殺菌剤として用いられることがある。「稀塩酸」と表記されることもある。
希硫酸とは、濃硫酸を水で薄めて濃度を低くした硫酸のことを指す。「稀硫酸」と書かれることもある。
糖類を分解して乳酸を生成する細菌の総称で、発酵食品の製造や腸内環境の改善に役立つものとして知られる。
アブラナ科の一年草で、カブの一品種である。古くから京都で栽培され、葉と茎、根を漬物として食用にする。すぐき漬けの材料として知られる。
海産の巻貝であるテングニシやナガニシなどの卵嚢を指す。その形状から、子供が口に入れて音を鳴らして遊ぶことがある。夏の季語として用いられ、「竜葵」と表記されることもある。
カタバミ科に属する多年草で、漢名の「酢漿草」に由来する。葉は三枚の小葉からなり、夜になると閉じる性質がある。茎や葉にシュウ酸を含み、酸味があることからこの名がついた。道端や庭などに自生し、黄色い小さな花を咲かせる。
酸漿草はカタバミ科の多年草で、漢名に由来する。葉や茎に酸味があることからこの名が付けられた。酢漿草とも表記される。
三聖吸酸とは、中国の伝説上の聖人である堯・舜・禹の三聖が、酢をすすって質素倹約に努めたという故事に基づく四字熟語で、為政者の清廉で質素な生活態度を称える表現である。