基本情報
意味
しる、液状のもの、おもゆ、飲料
読み方
音読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
液体、汁。物から出る天然の汁や液体全般を指す。例として「漿液」「漿果」など。
2
粘性が高く、どろりとした液状のもの。特に多くの固体成分を含む濃厚な状態を表す。例として「岩漿」「血漿」など。
3
おもゆ。米を炊いた際に出る粥や汁、特に米のデンプン質が溶け出した柔らかい食べ物。
4
飲み物、飲料の総称。ジュース、スープ、酒類など、飲むための液体全般を指す。
5
粟で醸造した酢(こんず)を指す特殊な用法。地方の特産品として用いられる。
熟語
鉄漿(おはぐろ)とは、歯を黒く染める風習、またはそのために用いる液を指す。奈良時代に上流階級の女性の間で始まり、平安時代後期には貴族の男性にも広がった。江戸時代には既婚女性の身だしなみとして定着した。別称として「かねつけ」があり、使用する液は「かね」とも呼ばれる。表記は「御歯黒」とも書く。
酸漿はナス科の多年草で、観賞用として庭に植えられる。初夏に白い花を咲かせ、後に袋状の萼に包まれた球形の果実が赤く熟す。この果実は中身を取り除き、口で鳴らして遊ぶことができる。また、その形状から子どものおもちゃとしても親しまれている。漢名に由来し、「鬼灯」とも書く。
濃漿(こんず)とは、米を煮た汁、すなわちおもゆを指す。また、酒の意味や、濃く出た汗の比喩としても用いられる。語源は「濃水(こみず)」が転じたものとされる。なお、「こくショウ」と読む場合は別の意味を持つ。
うみほおずきは、テングニシやナガニシといった海産の巻貝が産む卵嚢のことを指す。その形状が植物のほおずきに似ていることからこの名があり、かつては子供が口に入れて音を鳴らして遊んだ。夏の季語として用いられ、「竜葵」と表記されることもある。