土鳩はハト科に属する鳥類の一種で、その名は地味な羽色や地上で餌を探す習性に由来するとされる。
「鳩尾」は「みぞおち」と同義で、胸骨の下端のくぼんだ部分を指す。また、「鳩尾の板」の略称としても用いられる。
鳩笛は、ハトの形を模した土製の笛であり、吹くとハトの鳴き声に似た音色を発する玩具または民芸品である。
鳩の胸のように前方に張り出した、丸みを帯びた胸の形状を指す。また、そのような胸を持つ人を指して用いられることもある。
紙や革製品などに開けた小さな穴、あるいはその穴にはめる丸い金具を指す。紐やひもを通すために用いられ、その丸い形状が鳩の目に似ていることからこの名が付いた。
鳩尾は、胸骨の下端にあるくぼみを指す解剖学上の部位である。急所として知られ、打撃を受けると強い痛みや呼吸困難を引き起こすことがある。心窩とも呼ばれ、古くは「みずおち」や「きゅうび」とも読まれた。
鳩を飼育するための小屋を指す語で、主に伝書鳩や愛玩用の鳩を収容・管理する施設を意味する。
鳩杖とは、頭部に鳩の飾りを付けた老人用の杖を指す。この由来は、鳩が飲食の際にむせないという故事に基づき、天子が功労ある老臣に老人がむせないようにとの願いを込めて賜ったものとされる。『後漢書』に記述があり、「はとづえ」とも読む。
ハト科の鳥類で、主に山地の森林に生息する。背面は緑色がかった羽毛に覆われ、胸部は黄色を帯びているのが特徴である。その鳴き声は尺八の音色に似た、哀愁を感じさせる独特の響きを持つ。
鳩酸草はカタバミ科の多年草で、漢名に由来する名称である。葉は三小葉からなり、シュウ酸を含むため酸味がある。道端や庭などに自生し、黄色い小花を咲かせる。別名として酢漿草(かたばみ)とも呼ばれる。
鳩首謀議とは、人々が額を寄せ合い、熱心に相談や議論を重ねる様子を表す四字熟語である。「鳩首」は頭を集めることを意味し、「謀議」は計画を練り相談することを指す。
鳩首協議とは、人々が集まって首を寄せ合い、密に相談することを意味する。多くの人が一箇所に集まり、互いに頭を近づけて打ち合わせや協議を行う様子を表す。
多くの人が集まり、互いに額を寄せ合いながら熱心に相談や議論を重ねる様子を表す四字熟語である。「鳩首」は頭を寄せ集めることを意味し、「凝議」は入念に、あるいは熱心に協議することを指す。
鳩形鵠面とは、鳩のように痩せ細った体つきと、鵠(くぐい、白鳥)のように青白くやつれた顔つきを意味し、極度に衰弱してやつれた様子を表す四字熟語である。
鳩居鵲巣は、鳩が自ら巧みに巣を作らず、鵲(かささぎ)の築いた巣を占拠して住みつく故事に由来する。転じて、他者の築いた地位や成果を自らのものとすることを喩える。また、古くは女性が嫁いで夫の家を我が家とすることの比喩としても用いられた。
「鵲巣鳩占」は、カササギの巣をハトが占拠するという故事に由来する四字熟語で、本来の持ち主の地位や財産、成果などを他人が横取りすることを意味する。転じて、正当な権利を持たない者が他人のものを奪い取る行為や状況を喩える表現として用いられる。
「鵲巣鳩居」は、他人が築いたものを横取りして自分のものとすることを意味する故事成語である。その由来は『詩経』の「召南・鵲巣」にあり、カササギが丹精込めて作った巣に鳩が居座る様子から、本来の持ち主でない者が他人の地位や財産、成果などを奪い取って占有する喩えとして用いられる。
「鵠面鳩形」は、飢えや病などによって極度にやせ衰え、骨ばった様子を表す四字熟語である。顔は白鳥のように細くとがり、胸は鳩のように前へ突き出て見えるほどに憔悴したさまをいう。『明史』「忠義伝」に典拠を持つ。