ある空間や場所が満ちあふれて、隙間なく埋め尽くされる状態を指す。また、そのような状態になるまで物を詰め込む行為をも意味する。
辺塞とは、国境の要衝に築かれた防衛施設を指し、外敵の侵入を防ぐために設けられた砦や関所を意味する。
防塞とは、外敵の侵入を防ぐために築かれた防御施設を指し、特に軍事上の要衝に設けられる防塁やとりでのことをいう。
通路や空間を遮って通じなくすること。また、交通や流れが妨げられて滞る状態を指す。
血管やリンパ管などの管腔内に、血栓や脂肪塊、細菌塊などの異物が流れ着いて詰まり、血流やリンパ流を遮断する現象を指す。これにより、詰まった先の組織は血液供給を絶たれ、壊死に至ることもある。
血管が血栓などによって詰まり、血液の流れが妨げられる状態を指す。特に心筋梗塞など、臓器への血流が途絶える病態をいう。
山中に築かれた砦を指し、また山賊などが根城とする場所を意味する。
城塞とは、敵の攻撃から守るために築かれた堅固な防衛施設を指す。城そのものや、城の周囲に設けられた堡塁などの防御構築物を含み、軍事上の要害としての性格を強く持つ。
堰塞とは、土砂や岩石などが崩落して河川を塞ぎ、水の流れを堰き止める自然現象を指す。これによって形成される湖を堰塞湖と呼び、表記としては「偃塞」と書く場合もある。
通路や空間が物でふさがり、通れなくなること。また、そのようにして流れや動きが妨げられる状態を指す。
馬塞棒は、馬が勝手に外に出られないようにするための道具で、柵や馬小屋の出入り口に渡して閉じる棒を指す。
脳の血管が血栓などによって閉塞し、血流が途絶えることで脳組織が壊死に至る疾患。運動障害や感覚麻痺、言語障害などの神経症状を呈し、高齢者に発症することが多い。
脳塞栓とは、心臓などで生じた血栓が血流に乗って脳血管に運ばれ、突然血管を閉塞することにより脳組織への血流が途絶え、神経症状を引き起こす疾患である。主に片麻痺や言語障害などの症状が現れ、脳梗塞の一類型とされる。
血管内に生じた血栓や脂肪、空気などの塞栓子が血流に乗って運ばれ、より細い血管を閉塞することにより生じる疾患。血流障害を引き起こし、閉塞部位に応じて脳梗塞や肺塞栓症など様々な病態を呈する。
インドシナ半島南東部に位置する国。クメール人を主な民族とし、仏教が広く信仰されている。アンコール・ワットをはじめとする壮大な石造寺院群の遺跡で知られ、首都はプノンペンである。「柬埔寨」と表記することもある。
朝穿暮塞とは、朝に門戸を開け放し、夕方には閉ざすことを指す。これは古代中国の城門管理の慣行に由来し、転じて物事のやり方がその時々の都合で変わり、一貫性のない様を表す。また、状況に応じて臨機応変に対応する喩えとしても用いられる。
塞翁失馬は、人生の禍福は予測しがたく、不幸に見えることがかえって幸運につながることもあるというたとえ。中国の故事に由来し、塞翁という老人の馬が逃げたことがかえって福を招いたという故事から、物事の吉凶は単純に判断できないことを示す。
黄霧四塞とは、黄色い霧が四方を覆い尽くす様子を表す四字熟語である。古代中国では、この現象が天下に乱れが生じる前兆と見なされていた。『漢書』成帝紀にも記されるように、四方が塞がれることを「四塞」と表現し、異常な気象が社会の変調を暗示すると考えられていた。