世間との交わりを絶ち、静かな場所に身をひそめて暮らすこと。また、そのような住まいや生活のあり方を指す。
山奥にあり、静寂に包まれた深い谷を指す。人里離れた場所に位置し、光が届きにくく、ひっそりとしている様子を表す。
奥深くひっそりと静まりかえった様子。人里離れた場所や、物音一つしない静かな情景を表す。
幽韻とは、かすかに響く音の余韻や、音楽や詩歌などに感じられる奥深く微妙な調べや情趣を指す。
世俗の世界から隔たって奥深く、はるか遠くにあるさま。また、思想や境地などが深遠で捉え難いさまを表す。
幽囚とは、捕らえられて監禁された状態、あるいはそのようにして牢獄などに閉じ込められた人を指す。自由を奪われ、狭い場所に押し込められることを意味する。
心の奥底にひそむ深い憂いや悲しみを指し、またそのような感情に沈み込んでいる状態を表す。
幽微とは、音や香りなどがかすかで、かろうじて感じ取れるほど微かな様子を指す。特に、ほのかに漂うような繊細な気配や、静寂の中に潜むわずかな響きなど、捉えがたい微妙なありさまを表す。
閉じ込めて外部との接触を絶つこと。特に、建物や特定の場所に人を拘束し、自由な外出を許さない状態を指す。
幽明とは、闇と光を指すとともに、転じて現世と死後の世界を表す語である。
幽冥とは、かすかにしか見えないほど暗く深遠な様子、あるいはそのような場所を指す。また、死後の世界、すなわち冥界やあの世を意味し、現世を離れた不可視の領域を表す語である。
胃の下部に位置し、十二指腸へと続く部分を指す解剖学用語である。
奥深くひっそりと茂る竹林を指す。特に静寂に包まれた竹やぶの情景を表す雅語である。
俗世間を離れてひっそりと暮らすこと。また、そのような住まいや隠れ住む場所を指す。静寂な自然の中に身を置き、世の喧騒から遠ざかって生活する様を表す。
人里を遠く離れた奥深い山や、ひっそりと静まり返った谷を指す四字熟語。人の気配がほとんどなく、ひっそりと静寂に包まれた自然の奥深い情景を表す。
下喬入幽とは、高い場所から低い場所へ移ることを意味し、転じて優れた環境から劣った環境へ身を置くことを指す。『孟子』に由来し、本来は賢者が俗世を避けて隠遁する様を表したが、後に境遇や地位が低下する喩えとしても用いられる。
陰森凄幽とは、樹木が鬱蒼と茂り薄暗く、ひどく静まり返っている様子を表す四字熟語である。陰森は木々が生い茂って暗がりを作るさまを、凄幽は物音一つしない深い静寂を意味し、両者が合わさって不気味なまでの幽玄な雰囲気を描写する。
幽明異境とは、この世とあの世という異なる世界を指し、生者と死者が別々の境遇にいることを意味する。転じて、生き別れや死別を表す四字熟語として用いられる。
人知れず心の奥底に秘められた深い憂いや恨みを表す四字熟語。表面には現れない内面の愁いを「幽愁」とし、暗に抱える無念さを「暗恨」として、胸中にしまい込まれた複雑な感情のありようを示す。白居易の「琵琶行」に由来する表現である。
「黜陟幽明」は、『書経』舜典に由来する四字熟語で、政治の要諦を表す。能力のない者や悪事を働く者を罷免し(黜)、有能で善行のある者を登用する(陟)ことを意味する。ここで「幽明」は、暗愚な者と賢明な者を指し、人材の適正な登用と排除を通じて政治を正すという統治理念を示している。
清音幽韻とは、文章の優れた様子をたとえる四字熟語である。清らかで澄んだ音色と、奥深く静かな趣を意味する「清音」と「幽韻」からなり、北宋の王安石が欧陽脩の文章を賞賛した言葉に由来する。優れた文章が持つ、清澄で深遠な味わいを表現している。
深山幽谷とは、人里遠く離れた奥深い山々と、ひっそりと静まり返った深い谷あいを指す。人の気配がほとんどなく、ひたすら静寂に包まれた自然の境地を表す語である。
官吏の業績を評価し、功績の顕著な者は昇進させ、成果の上がらない者は退ける人事の原則を指す。『書経』舜典に由来する四字熟語で、人材の登用と処遇に関する古代中国の理念を示す。