一策とは、ある事態に対処するための一つの方策や計略を指す。特に窮地に立たされた際に思いつくような、その場しのぎの案という含みを持つこともある。
下策とは、物事を解決するための方法や計画の中で、効果が薄く結果が芳しくない拙い手段を指す。上策や中策と比較して、採用すべきではない劣った選択肢という意味合いを持つ。
万策とは、考えられるすべての方法や手段を指す。通常「万策尽きる」という形で用いられ、もはや打つ手が何も残っていない状態を表す。
失策とは、物事を進める際に取った手段や方法が適切でなく、期待した結果が得られなかったり、好ましくない事態を招いたりすることを指す。判断や行動の誤りによって生じる失敗やしくじりを意味し、特に戦略や計画に関連する場面で用いられることが多い。
非常に優れた考えや計画を指し、困難な状況を巧みに切り抜けたり、複雑な問題を見事に解決したりするような、すぐれた方策や手段を意味する。
普通では考えつかないような巧妙な計略や、人の意表を突くような奇抜な策略を指す。
無策とは、ある状況に対処するための適切な方策や手段が全くなく、手の打ちようがない状態を指す。
策士とは、物事を巧みに運ぶための策略を巡らせることに長けた人物を指す。時に、そのような策略を好んで用いる傾向のある人を意味することもある。
窮策とは、他に手段が尽きてしまった状況で最後に残された唯一の策を指す。窮余の一策と同義であり、追い詰められた末のやむを得ない選択という意味合いを持つ。
時事や政治問題について自らの見解や方針を述べた文章を指す。特に、かつて中国の科挙において官吏登用試験の課題として出された論述に由来する。
警策とは、馬を駆る際に用いる鞭を指す。また、文章において全体を引き締める重要な語句を意味し、転じて詩文や物事が特に優れている様子を表す。同音の「キョウサク」と同義である。
詭策とは、人を欺いたり陥れたりするために工夫された策略や計略を指し、詭計と同義である。
善後策とは、問題や事件が発生した後に、その影響を最小限に抑え、円滑に事態を収拾するために講じる方策を指す。
策源地とは、戦場において前線部隊への物資補給や兵站支援を行う後方基地を指す。軍事作戦の継続を支える重要な拠点として機能する。
偽詐術策とは、人を欺くための偽りや策略、悪だくみを指す四字熟語である。
奇策妙計とは、普通では思いもよらないような巧妙な策略や、非常に優れた計略のことを指す。
「飲至策勲」は、古代中国において戦争に勝利した後、宗廟(祖先を祀る廟)で戦勝を報告し、戦功を記録して功臣を表彰する儀式を指す。『春秋左氏伝』桓公二年に由来する四字熟語で、戦後の論功行賞と祝賀の一連の行事を総称する表現である。
何の手立ても講じず、ただ成り行きに任せて何もしないこと。事前に方策を立てることもなく、事態に対して有効な処置を施さずに傍観している様を指す。
妙計奇策とは、普通では思いもよらないような優れた計略や策略を指す四字熟語である。非凡な発想や独創性に富んだ知恵によって編み出され、人々の予想をはるかに超える巧妙な手段や方策を意味する。
万全之策とは、あらゆる状況に対応できる完璧な計画や策略を指す。『三国志』「魏志・劉表伝」に由来する四字熟語で、万に一つの手落ちもない周到な方策を意味する。
束手無策とは、手を縛られて策を講じることができない様子を表し、どうしようもない状況に陥って有効な手段が全く思いつかず、ただ傍観するしかないという意味である。
古代中国に伝わる三十六の兵法や策略をまとめたものに由来する四字熟語で、転じて様々な状況に対応するための数多くの方法や手段を指す。
苦肉の策とは、敵を欺くために自らの身体を傷つけるなど、苦渋に満ちた手段をあえて選ぶことを指す。転じて、困難な状況を打開するために、多大な犠牲や苦労を伴うながらも編み出された方策のことをいう。故事は『三国志演義』に由来し、苦しい状況から生まれた知恵と決断を示す表現である。