比肩とは、肩を並べることを意味し、互いの実力や地位が同等である様子を表す。また、他者と匹敵するほどの力量を持つことを指し、比類ない優れた能力を示す際にも用いられる。
比重とは、ある物質の重さと、それと同体積の摂氏四度の純水の重さとの比を指す。また、物事の全体における重要性や占める割合を表す意味でも用いられ、特定の要素に重点を置く場合などに使われる。
比定とは、ある未詳の事物を、既に確立された類似の事物と照らし合わせ、その成立年代や形式、性質などを推定・特定することを指す。
比熱とは、ある物質の単位質量あたりの温度を単位温度だけ上昇させるために必要な熱量のことを指します。
比喩とは、ある事柄を説明する際に、その特徴をより分かりやすく伝えるために、類似した別の事柄を引き合いに出して表現する修辞法を指します。また、そのような表現そのものを指すこともあります。「譬喩」と表記することもあります。
比翼とは、翼を並べて飛ぶことを指す。また、中国の伝説上の鳥である比翼の鳥は、雌雄が常に並んで飛ぶとされ、そこから夫婦や男女の仲が睦まじいことの喩えとして用いられる。さらに、衣服の仕立て方の一つで、打ち合わせを二重にしてボタンが外から見えないようにする比翼仕立ての略称としても使われる。
二つ以上の事物を照らし合わせ、その間の差異や優劣、共通点などを明らかにする行為を指す。
二つの数量を比較して、一方が他方の何倍あるかを示す割合のこと。また、全体に対する部分の割合を表すこともある。
比類とは、他と比較できる同種のもの、あるいは匹敵するものを指す。優れたものや稀有な事柄に対して、それに並ぶものが他にないことを示す際に用いられる表現である。
比例とは、二つの数量の比が他の二つの数量の比に等しい関係を指し、特に正比例を意味する。また、二つのものが一定の関係をもってともに変化することを表し、例えば成果が努力に比例するといった用法がある。さらに、例を挙げて比較することや、釣り合いが取れている状態を指す場合もある。
二つの事物を並べて比較し、その相違点や特徴を際立たせること。また、互いに異なる性質や傾向が明確に対照をなしている状態を指す。
他と比較できるものがなく、この上なく優れている様子を表す。
等比とは、二つの比が互いに等しい関係を指す。数学においては、隣り合う項の比が常に一定である数列を等比数列と呼び、この一定の比を公比という。
類比とは、二つ以上の事物を比較し、その共通点や相違点を明らかにすることを指す。また、既知の事柄から未知の事柄を推し量る類推の意味でも用いられる。
比丘とは、仏教において出家し具足戒を受けた男性の修行僧を指す。僧侶としての正式な資格を得た者であり、修行と戒律の実践に専念する。女性の場合は比丘尼と呼ぶ。
櫛比とは、櫛の歯が隙間なく並んでいる様子のように、多くのものが整然と密集して並んでいることを指す。特に家々が立ち並ぶ様子を形容する際に用いられる。
数学において、二つの変数が互いに依存する関係の一つで、一方の値が増加すると他方の値が減少し、その積が一定となるような関係を指す。例えば、速度と時間のように、一方が2倍になると他方が2分の1になるといった対応を示す。正比例と対をなす概念である。
ヒラメ科に属する海水魚で、体は著しく側扁し両眼が体の左側に集まっている。漢名「比目魚」に由来する名称であり、漢字では「鮃」とも書かれる。
東南アジアに位置し、ルソン島やミンダナオ島など大小多くの島々からなる島国。国民の多くはカトリックを信仰し、首都はマニラに置かれている。
加比丹は、江戸時代に長崎の出島に設置されたオランダ商館の館長を指す語である。また、同時代に来航した外国船の船長を指す場合もある。ポルトガル語に由来し、仲間の長を意味する語が転じたものである。
恵比須は七福神の一柱であり、右手に釣竿を携え、左手に鯛を抱いた姿で表される。漁業や商業の守護神として信仰を集めており、古くは「蛭子」とも記される。
鱗や櫛の歯のように、多くのものが細かく整然と並び連なっている様子を表す。特に建物などが密集して立ち並んでいるさまを指す。
万邦無比とは、世界中のどの国とも比べるものがないほど優れていることを意味する。比類なき卓越性や唯一無二の価値を表す表現である。
比肩随踵は、肩を並べ踵を接するように、多くの人が絶え間なく続く様子を表す四字熟語である。人々が後から後へと途切れることなく続き、非常に混雑しているさまを指す。『晏子春秋』に典拠を持ち、「肩を比べ踵に随う」と訓読される。
比肩継踵は、肩と肩が触れ合い踵と踵が連なるほど、多くの人が集まり混雑している様子を表す四字熟語である。『晏子春秋』に由来し、賑わいや人出の多さを強調する際に用いられる。
痛烈無比とは、比べるものがないほど非常に激しく厳しい様子を表す四字熟語である。痛烈な批判や攻撃が他に類を見ないほど鋭く強いことを意味する。
このうえなく胸がすうっとするような、非常に爽快で愉快な気分を表す四字熟語である。