円丘とは、頂上が丸みを帯びた緩やかな傾斜を持つ丘を指す。また、円形に盛り上げられた塚の形状を表すこともある。
起伏の緩やかな小山や、なだらかに連なる高まりのある地形を指す。周囲の平地よりやや高く、山よりも低い土地の形状を表す語である。
「丘阜」は、なだらかに起伏する連続した小高い地形を指す語で、「丘陵」と同義である。構成する「丘」と「阜」はいずれも「おか」を意味する漢字であり、これらが組み合わさって、より明確に地形の様態を表している。
段丘とは、河川や海岸の周辺において、地盤の隆起や侵食作用などによって形成される階段状の地形を指す。特に河岸段丘は、河川の浸食と堆積の繰り返しによって生じた平坦面が、さらに侵食されることで形成される。
風によって運ばれた砂が堆積して形成される地形で、主に海岸や内陸の乾燥地域に見られる。その形状は風向や砂の供給量によって変化し、移動する性質を持つこともある。
比丘とは、仏教において具足戒を受けて正式に出家した男性の修行僧を指す。
丘と谷を意味する語から転じて、俗世間を離れた隠者の住む風雅な境地を指す。また、そのような隠遁の地に身を置くことや、俗事に捉われない心持ちを表す場合もある。
小さな山や盛り上がった土のことを指し、特に蟻塚のように小高く盛り上がった地形を表す語である。
丘山之功とは、山のように大きな功績や手柄を意味する四字熟語である。『文選』所収の陳琳「檄呉将校部曲文」に典拠を持ち、丘山が積み重なったかのような比類なき功労を称える表現として用いられる。
同じ丘に棲む貉のように、性質や悪だくみが似通った者同士を指す。特に、似たような悪事を働く仲間や同類の悪人を喩える表現である。故事は『漢書』楊惲伝に由来する。
一丘一壑は、俗世間を離れて自然の中に身を置き、風流を楽しむことを意味する。丘に登り、谷川で釣り糸を垂れるなど、世俗の煩わしさから解放され、心のままに閑雅な境地を楽しむ様子を表す。『漢書』「叙伝」に由来する。
八索九丘は、中国古代の書物の名を指す四字熟語である。『春秋左氏伝』に記され、八索は八卦を、九丘は地理を説いたと伝えられるが、いずれも現存せず、その内容は詳らかではない。後世においては、失われた古書や、広く古典を象徴する語として用いられる。
「東家之丘」とは、身近にある優れた人物や事物に気づかず、遠くのものをありがたがる愚かさをたとえた故事成語である。『三国志』魏志の故事に由来し、隣家の丘(孔子の生家を指す)が名高い丘であることを知らず、遠方の丘を仰ぎ見るという話に基づく。
狐死首丘は、狐が死ぬ際に自分の棲んでいた丘の方へ頭を向けるという故事に由来する四字熟語で、故郷を深く懐かしむ心情を表します。また、物事の根本や起源を忘れないことの喩えとしても用いられます。『礼記』檀弓篇に典拠を持ち、「狐死して丘に首す」と訓読されます。