二つで一組を成すものを指す。特に左右対称の関係にある一対の物や、対になって用いられる一組の品をいう。
双六は、紙や盤上に描かれた道筋を、さいころの出た目数に従って駒を進め、先に終点に到達することを競う遊戯である。主に二つの形態があり、一つは紙上に区画を設けたもので、もう一つは盤を用いて敵陣への駒の進入を争うものである。
「双手」は「もろて」と読み、両方の手を同時に用いる様子を指す。特に、物を捧げ持ったり、丁寧に扱ったりする際に両手を使うことを表し、敬意や慎重さを含意することが多い。
同じ主題や形式で刊行される一連の書物の総称であり、シリーズものの出版物を指す。叢書と表記されることもある。
双発とは、航空機や船舶などにおいて、二つの発動機を備えていることを指す。単発機に対して用いられ、主にエンジンが二基あることによる信頼性や出力の向上を特徴とする。
双璧とは、一対の宝玉を指す原義から転じて、優劣つけがたく並び立つ二つの優れた人物や事物を喩える表現である。特に両雄や二大傑作など、互いに匹敵する価値を持つ二者を並称する際に用いられる。
双葉とは、植物が発芽した際に最初に開く二枚の葉を指す。また、そこから転じて物事の始まり、特に人の幼少期を喩える表現としても用いられる。「二葉」と表記することもある。
無双とは、他に並ぶものがないほど優れていることを指す。また、衣服や道具などで表裏や内外を同じ素材で作ったものを意味し、相撲においては体をひねりながら片手を相手のももやひざに当てて倒す技の名称としても用いられる。
「双手(もろて)」とは、両方の手を指す語である。両手を同時に用いる様子や、両手を挙げて賛意を示す「双手を挙げて賛成する」などの表現に用いられる。表記としては「諸手」や「両手」と書くこともあり、また「ソウシュ」と読む場合もある。
双肌は、両方の肩から背中にかけての肌を指す語で、上半身の肌を広く意味する。特に「双肌を脱ぐ」という表現では、衣服を脱いで本気で事に当たる姿勢を示す。表記としては「諸肌」や「両肌」も用いられる。
両方の目、特に瞳を指す語。鋭い眼光や美しい目つきを表現する際に用いられる。
平面上の二つの定点からの距離の差が一定である点の軌跡として描かれる曲線。
ニシン科の海魚で、イワシに似ているが体高がより高いのが特徴である。沿岸域に広く分布し、食用として利用される。秋の季語としても知られ、ママカリという別名を持つ。
無双窓とは、板戸に設けられたのぞき窓に、同様にすきまのある引き戸を重ね合わせた構造の窓を指す。引き戸を閉じると二枚の戸板が密着して一枚の板のように見え、開けるとすきまから外を覗くことができる。
「寡二少双」は、これに並ぶ者がいないほど優れていること、世に二つとないことを意味する四字熟語である。「寡二」も「少双」もともに「二つとない」という意味を重ねて強調した表現で、『漢書』吾丘寿王伝の「天下に双少なく、海内に二寡し」に由来する。
「海内無双」とは、天下に並ぶものがないほど優れていることを意味する四字熟語である。「海内」は四海の内、すなわち天下や国内を指し、「無双」は二つとないことを表す。この語は、『文選』所収の東方朔「答客難」に由来し、比類なき卓越性を称える表現として用いられる。
天下に並ぶものがないほど優れていること。比類なき卓越性を表す四字熟語で、『史記』李将軍列伝に由来する。
胆勇無双とは、並外れた度胸と勇気を兼ね備え、他に比べるものがないほど優れている様子を表す四字熟語である。
つがいの鳥が共に巣に宿り、共に飛び立つ様子から転じて、夫婦や恋人が常に寄り添い、離れることなく仲睦まじく暮らすことを表す四字熟語。
栴檀双葉とは、大成する人物は幼少の頃から並外れた才覚や気品を備えているという喩えである。白檀(栴檀)は発芽したばかりの双葉の時分から既に芳香を放つことに由来する。