付設とは、ある施設や設備に付属する形で、新たに別の施設や設備を設置することを指す。例えば、既存の体育館にシャワー室を追加する場合などに用いられる。漢字では「附設」と表記することもある。
付箋とは、本や書類などに貼り付け、注意事項や目印を書き記すための小さな紙片を指す。表記は「附箋」と書くこともある。
付加とは、既存のものに対して新たな要素や条件などを添え加えることを指す。附加と表記することもある。
付帯とは、主となる事柄に伴って生じる、あるいはそれに付随する事柄を指す。例えば「付帯決議」のように、主要な議案などに追加される決議を表す際に用いられる。「附帯」と書くこともある。
付会とは、本来関連のない事柄を無理に結びつけて解釈したり、ばらばらの要素を一つにまとめ上げたりすることを指す。特に、自分に都合の良い理屈をこじつける牽強付会という表現で用いられることが多い。漢字では「附会」と書くこともある。
付託とは、ある事柄を他者に頼み任せること、または委ねることを指す。特に議会において、本会議での審議に先立ち、詳細な審議を委員会に委ねる場合に用いられる。例えば「本案の審議を委員会に付託した」のように使われる。漢字では「附託」と表記することもある。
付記とは、本文に追加して書き記すこと、またはその書き記したものを指す。例えば、使用方法を付記するといった形で用いられる。「附記」と表記することもある。
会議において新たな議題として取り上げ、審議の対象とすることを指す。また、そのような手続きを経て議題に加える行為をいう。「附議」とも表記される。
付置とは、主となる施設や設備に付属する形で、別の施設や設備を設置することを指す。例えば美術館に売店を設ける場合などに用いられ、付設とほぼ同義である。表記としては「附置」と書くこともある。
付着とは、ある物が他の物の表面にしっかりと張り付くことを指す。例えば、油汚れが頑固に付着して落ちにくい状態などに用いられる。漢字表記としては「附着」と書くこともある。
付図とは、本文や説明に添えられる図面や地図、図表などのことを指す。付属する図版という意味合いが強く、「附図」と表記されることもある。
付録とは、本文の内容を補足したり参考資料として添えられる文章や図表のことを指します。また、雑誌などに別冊として付けられる冊子や物品を指す場合もあります。「附録」と表記することもあります。
回付とは、書類や原稿などを関係する部署や担当者へ順に回して渡すこと、あるいは送り届けることを指す。回送や送達と同義で、「廻附」と書くこともある。
城の外門に設けられた見張り所を指し、警備の兵士が配置されて城門の監視や警戒に当たった。江戸城の赤坂見付などがその例である。
受付とは、書類や申し込みなどを受け取る行為を指す。また、来客の応対や用件の取り次ぎを行う場所、あるいはその業務を担当する部署や係を意味する。
門付とは、家の門口や門前に立ち、歌や踊りなどの芸を披露して金銭や食物の施しを受けて歩くことを指す。また、そのようにして生計を立てる芸人そのものを指す場合もある。
送付とは、物品や書類などを他者に送り届ける行為を指す。特に手紙や書類、商品などを宛先に届ける際に用いられる表現である。
脇付とは、手紙の宛名の左下に書き添える敬語表現を指す。例えば「机下」や「案下」などがこれに当たり、より丁寧な場合には「侍史」を用いることもある。女性の場合は「御もとに」などの表現が多く使われる。
配付とは、特定の範囲内において、対象となるものをそれぞれに割り当てて渡す行為を指す。例えば、試験会場で答案用紙を参加者一人一人に手渡すような場合に用いられる。
奥付とは、書籍や冊子の末尾に記載される、その出版物に関する基本情報をまとめた部分を指す。通常、発行年月日、著者名、発行者名、印刷所名、定価などが記され、その書物の書誌事項を明示する役割を果たす。
地位や序列を順に並べて記した表を指し、特に相撲の力士の序列を示すものとして用いられる。また、演芸や芝居などの演目を順に記した番組表の意味でも使われる。
金品を支給・交付すること。特に国や公共団体などが、制度に基づいて金銭や物品を提供する場合に用いられる。
貼付とは、紙や写真などの薄いものを、のりや接着剤を用いて他の物の表面にしっかりと付着させる行為を指す。例えば、書類に写真を貼り付ける場合などに用いられる。
釐付とは、江戸時代の年貢徴収において、石高に対して定められた租率を乗じて税額を算出する方法を指す。「厘付」と表記されることもある。
鐶付とは茶釜の側面に設けられた、釜を吊り上げたり移動させたりする際に用いる鐶(輪)を取り付ける部分を指す。通常は左右一対あり、その形状には鬼面や松笠、遠山など様々な意匠が施されている。
徒目付とは、江戸幕府における役職の一つで、目付の指揮下に置かれ、監察や取り締まり、探偵などの任務に当たった者を指す。御徒目付とも呼ばれ、徒横目(かちよこめ)とも称された。
室町時代から江戸時代にかけて、幕府や大名が臣下に対して発行した、主君の花押(署名)が据えられた証明・保証の文書を指す。転じて、権威ある者からの確かな認可や保証を得ることを意味する。
牽強付会とは、本来関係のない事柄や道理に合わないことを、無理に結びつけたり理屈づけたりすることを指す四字熟語である。「牽強」は無理に引き合わせること、「付会」は関連のないものを結びつけることを意味し、合わせて強引なこじつけを表現する。『朱子全書』に典拠を持つ。