敵を敵とも思わない様子を指し、恐れを知らず大胆な振る舞いや態度を表す。また、乱暴で無法な行いやその様子にも用いられる。
匹敵とは、二つのものがほぼ同等の価値や能力を持ち、互いに比肩しうる状態を指す。特に、比較対象となるものと肩を並べるほどに優れている様を表す際に用いられる。
自然界において、ある生物を捕食したり寄生したりして、その生存を脅かす他の生物を指す。例えば、蛇は蛙の天敵として知られている。
同じ異性を恋慕う者同士の関係を指し、互いに恋の相手として競い合う立場にある者をいう。
敵に対して利益をもたらす行為や、敵の立場を有利にすることを指す。自らの行動や判断が、意図せずとも敵側の利益となる結果を招く場合に用いられる。
敵に対して抵抗し、対立すること。敵対する相手に立ち向かい、争うことを指す。
政治上の立場や政策をめぐって対立する相手を指す。同じ政治の場において、互いに異なる主義や主張を持ち、競合または対抗関係にある個人や集団をいう。
碁の実力が互角で、頻繁に対局する相手を指す。互いに腕を競い合う好敵手という意味合いを持つ。
敵手とは、敵の勢力下にある状態を指し、敵の手中に陥ることを意味する。また、競い合う相手、特に互いに実力が拮抗し好ましい競争相手を表す際にも用いられる。
敵情とは、敵の動向や兵力配備、作戦意図など、戦闘や競争において相手側の状況全般を指す。特に軍事や諜報活動の文脈で用いられ、これを把握することが戦略上の重要な要素となる。
敵意を持って対立し、互いに争う状態を指す。特に個人や集団、国家などが互いに相手を敵と見なして対抗する関係を表す。
敵の築いたとりでや陣地を指す。軍事作戦において攻略対象となる敵側の防衛拠点を意味する。
競争や勝負において、互角以上の力を持ち、容易には打ち負かすことのできない強力な相手を指す。
同じ相手に対して恋愛感情を抱く競争相手を指す語。恋のライバル関係にある者をいう。
敵娼は、遊里において客の相手を務める遊女を指す語である。表記としては「相方」とも書かれる。
互いに実力が伯仲し、競い合うことで互いを高め合うことのできる優れた競争相手を指す。単なる敵対者ではなく、尊敬の念を込めて用いられる表現である。
敵に対して抱く憤りや憎しみの感情を指し、相手を打ち倒そうとする強い闘志や意気込みを表す。
怨敵退散は、恨みを抱く敵が立ち去ることを願って唱える四字熟語である。仏教の文脈では、仏法を妨げる魔障や敵対する者を法力で退ける際の祈願の言葉として用いられる。怨敵は憎しみや恨みの対象となる敵を指し、退散は逃げ去ったり散り散りになったりすることを意味する。
油断大敵とは、些細な気の緩みが重大な失敗を招く恐れがあるため、常に警戒を怠ってはならないという戒めを表す四字熟語である。「油断」は灯火の油が尽きることに由来し、注意を疎かにすることを意味する。
度胸が据わっており、いかなる物事にも恐れを抱かず、敵対する相手すらも意に介さない様子を表す。
舟中敵国とは、同じ船に乗り合わせた者の中にも敵がいるという意味で、味方と思われる集団の中に敵対する者が潜んでいることを喩えた四字熟語である。君主が徳を失えば、身近な臣下さえも敵に転じるという『史記』の故事に由来し、利害を共にする者同士であっても、状況次第で敵対関係になりうることを示す。