基本情報
意味
梵語の音訳字、菩薩、菩提
読み方
音読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
梵語(サンスクリット語)の音訳に用いられる漢字です。
2
特に仏教用語において、重要な概念を表す音訳字として使用されます。
3
「菩薩(ぼさつ)」や「菩提(ぼだい)」などの語を構成し、仏教の教義や存在を指す際に用いられます。
4
元来は特定の草や香草の名を指すこともありましたが、現代日本語では主に仏教関連の音訳字としての用法が一般的です。
熟語
菩提とは、仏教において煩悩を断ち切り悟りを開くことを指す。また、極楽浄土に往生し仏果を得るという意味もあり、亡くなった人の冥福を祈る際にも用いられる。この語は梵語の音訳に由来する。
菩提樹は、クワ科の常緑高木であるインド原産の樹木と、シナノキ科の落葉高木である中国原産の樹木の二種を指す。前者は卵円形で先の尖った葉を持ち、釈迦がその下で悟りを開いたと伝えられる。後者は夏に芳香のある黄褐色の花を咲かせ、丸い実を結ぶ。
煩悩菩提とは、悟りを妨げる人間の迷いである煩悩も、そのまま悟りへと至る契機となり得るという大乗仏教の思想を表す四字熟語である。煩悩と菩提は本来別物ではなく、共に真如の顕現であり一体であると説き、迷いがあるからこそ悟りがあるという相即の関係を示している。
発菩提心とは、仏教において悟りの境地である菩提を求めることを誓い、その実現を志す心を起こすことを指す。これは仏道に入る最初の重要な決意であり、一切の衆生を救済しようとする利他の精神に基づくものである。