基本情報
意味
麒麟、想像上の獣、聖人・英才のたとえ
読み方
音読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
中国の想像上の霊獣「麒麟(きりん)」を指す。体は鹿に似て馬の頭、牛の尾を持ち、鱗のような模様があるとされる。
2
聖人や徳のある人物が世に現れるときに出現すると伝えられ、吉祥の兆しとされる。
3
比喩的に、優れた才能や品格を持つ人物を指す。
4
「麟麟(りんりん)」として、光り輝くさまやきらびやかな様子を表すこともある。
熟語
「獲麟」とは、孔子が『春秋』を編纂し終えた際、魯の哀公が西方で麒麟を捕らえたという記事を最後に筆を置いた故事に由来する。この故事から、著作や事業の完結、特に絶筆を意味し、転じて物事の終わりや、孔子の死、さらには人の臨終を指すこともある。
麒麟は中国の伝説上の霊獣で、聖人が現れ世が治まる前兆とされる。鹿に似た体に牛の尾、馬の蹄をもち、仁徳を象徴する。また、アフリカの草原に生息する首と脚の長い哺乳類を指すこともあり、この場合は「騏驎」とも表記する。
麟子鳳雛は、将来大成する見込みのある優れた子供を喩える四字熟語である。麒麟の子を意味する「麟子」と、鳳凰の雛を意味する「鳳雛」とを組み合わせ、いずれも尊ばれる霊獣・霊鳥の幼子に喩えて、将来を嘱望される若々しい才能を称える表現である。出典は『易林』とされる。
竜驤麟振とは、竜が天に昇るように威勢よく立ち上がり、麒麟が地を踏みしめるように力強く奮い立つ様子を表す四字熟語である。威風堂々として勢いが盛んなさまを指し、『晋書』「段灼伝」に典拠を持つ。