一席とは、宴会や茶会など催し物の一回分を指し、また講演や落語など語り物の一区切りを表す。さらに、順位において第一位すなわち首席を意味する場合もある。
上席とは、会合や宴席などにおいて主賓や目上の人が座る、最も格式の高い座席を指す。また、組織や序列の中で上位に位置する地位や、そのような高い席次にあることを意味する場合もある。
芝居や相撲の興行場において、升形に区切られた観客席を指す。通常は四角い枠で仕切られ、定員が決まっている。
出席すべき会合や授業などの場に、何らかの理由で出ないことを指す。特に学校において授業に出ない場合に用いられることが多い。
末席とは、座席の序列において下位に位置する席を指す。特に会合や宴席などで、目上の人から遠い控えめな席を意味し、「末席を汚す」という表現は、自分がその場に同席することを謙遜して述べる際に用いられる。また、「ばっせき」と読む場合もある。
会席とは、人々が集まって催しを行う場を指す。特に連歌や俳諧の集まりを意味する場合もある。また、酒宴の際に供される、本膳料理を簡略化した料理である会席料理の略称としても用いられる。この料理は茶席で出す懐石料理とは趣旨を異にする。
同じ席に座ること、あるいは同じ集まりに出席することを指す。また、同じ地位や席次にあることを表す場合にも用いられる。
即席とは、前もって準備することなくその場で行うことを指し、また手間をかけずにすぐに用意できる状態を表す。例えば、予定なく開催される会合や、調理の簡便な食品などに用いられる。
飲食店などで、見知らぬ客同士が同じテーブルや座席を共用することを指す。混雑時などに用いられることが多く、「合席」と表記される場合もある。
茶席とは、茶の湯を行うための座敷や茶室を指す。また、そこで行われる茶事や茶会そのものを意味することもある。
首席とは、順位や序列において最も上位に位置する席次を指す。また、その地位に就いている者を指して用いられることもある。例えば、成績が最も優秀であることを「首席で卒業する」などと表現する。
席次とは、座席の配列順序や席順を指す。また、転じて会議や組織内における地位の序列、あるいは競技や試験などの成績順位を表すこともある。
席亭とは、落語や漫才などの大衆芸能を常時上演する演芸場、すなわち寄席を指す。また、その寄席を経営・管理する者のこともいう。
席料とは、座敷や会場などを使用する際に支払う料金、あるいは寄席などの演芸場に入場するための料金を指す。
酒席とは、酒を伴う宴会や宴席のことを指し、主に飲食を共にしながら歓談や交流を深める場を意味する。特に酒を中心とした飲食の席を表し、格式ばった宴から気軽な飲み会まで幅広く含む。
陪席とは、目上の人や身分の高い人と同席することを指す。また、合議制の裁判所において、裁判長とともに審理に当たり、裁判長を補佐する裁判官を意味し、「陪席裁判官」の略称としても用いられる。
薦席とは、藁や菅などの植物の茎を編んで作られた敷物のことで、主に室内の床に敷いて使用される。
臨席とは、会合や式典などの場に直接赴き、その席に着くことを指す。特に改まった場において、出席者が自らその場に臨むことを意味し、列席や臨場と同様の用法を持つ。
枕席とは、枕と敷物を指すことから転じて、寝床そのものを意味する。また、寝室を指す場合もあり、特に男女が同じ寝具で寝ることを表す際にも用いられる。表記としては「枕藉」と書くこともある。
席巻とは、むしろを巻き上げるようにして領土を占領していくことを原義とし、転じて、激しい勢いで勢力範囲を一気に広げ、他を圧倒することを意味する。
竹や葦などの材料を編んで作られた粗い目のむしろを指し、特に竹を用いたものを竹席と呼ぶこともある。
枡席とは、劇場や相撲の興行場などにおいて、四角く区切られた観覧席を指す。升形に仕切られていることからこの名があり、升席とも表記される。
筵席とは、元来は筵(むしろ)を敷いた座席を指す語である。転じて、宴が催される席、すなわち宴会そのものや宴席を指すようになった。「筵席に加わる」などと用いられる。
割席分坐とは、かつて親しかった者同士が決別することを意味する。『世説新語』徳行篇に、管寧と華歆が同席して読書していた際、門外の車馬の音に華歆が席を外して見物に行った故事に由来する。管寧は華歆の俗世への心惹かれ方を軽蔑し、共に座っていた席を刀で切り分け、「君は我が友ではない」と言って交わりを絶ったと伝えられる。
孔席墨突とは、孔子や墨子が諸国を遊説して回った際、席も温まらないうちに立ち去り、かまどの煙突も黒くならないうちに次の地へ移ったという故事に基づく四字熟語で、聖賢が自分の信念を広めるために休む間もなく奔走する様子を表します。