小景とは、日常の中でふと目に留まる小さな風景や、心に残るささやかな光景を指す。また、そのような情景を描いた絵画や文章をも意味する。
見渡す限りの広い範囲に広がる景色全体を指す。特に高い場所から眺めた際の、一望のもとに収まる風景を表す。
叙景とは、自然の風景や景色を詩歌や文章によって描写し表現することを指します。叙景詩のように、風景描写に優れた作品を鑑賞する際にも用いられる表現です。
点景とは、風景画や風景写真において、画面に情趣や奥行きを添えるために、人物や動物などを配すること、またそのように配された対象を指す。単なる情景の描写に留まらず、画面全体の雰囲気を引き立て、鑑賞者の視線を導く役割を果たす。表記としては「添景」を用いることもある。
盆景とは、浅い鉢や盆の上に、小さな木や石、砂などを配置して自然の風景を縮小して表現した鑑賞用の置物である。盆栽と似ているが、より広い景観を再現する点に特徴があり、盆石とも呼ばれる。
背景とは、絵画や写真において主題の背後に広がる景色を指す。演劇や舞踊では、舞台の奥に設置された情景を表す。また、物事の背後にある事情や勢力、例えば事件の裏側や小説の時代設定など、目に見えない基盤や環境を意味する場合にも用いられる。
風景とは、目に映る自然の眺めや景色を指し、山や川、海などの自然の様子を表す。また、転じて、ある場面の様子や光景を意味し、人々の活動や建物の様子など、広く眼前に広がる情景を捉える言葉として用いられる。
借景とは、庭園の設計において、遠方の山並みや樹木など外部の自然景観を背景として取り込み、庭園の景観の一部として利用する造園手法を指します。
夕方の風景や、日が暮れかけたころの様子を指す。また、そのような時間帯の趣や雰囲気を表すこともある。
景況とは、社会や経済の動向、あるいは物事の移り変わる様子を指す。特に、景気の動向や産業界などの状況を表す際に用いられる。
景仰とは、優れた徳や人格を慕い、尊敬の念を抱きながら仰ぎ見ることを指す。主に学問や人徳において模範となる人物に対して用いられ、深く憧れを抱く心情を表す。
景色が特に優れていること、またそのような場所を指す。自然の眺めが美しく、観賞に値する土地や地域を意味し、しばしば観光地や名所として知られる。
景物とは、四季折々の情趣を感じさせる自然の風物や眺めを指す。また、商品に添えられる景品の意味も持つ。
景色とは、山や川、草木などの自然の眺め、あるいはそれらを含む広がりのある眺望を指す。特に目に映る美しい自然の様子を表し、風光明媚な土地の様相をいう。
非常に優れた景色を指し、その美しさが並外れている様を表す。見る者を圧倒し、言葉を失わせるほどの壮観な眺めを意味する。
遠景とは、遠くに広がる景色を指す。また、絵画や写真などの構図において、画面の奥に位置する部分を表し、近景と対をなす概念として用いられる。
景迹とは、人の行動や振る舞いの様子を指し、その行いの跡やありさまを意味する。また、物事の様相や状況から推し量ることを表す場合もある。
淑景舎は平安京内にあった女御や更衣の住居を指し、そこに住む女御や更衣そのものをも意味する。庭に桐が植えられていたことから「桐壺」とも呼ばれた。「しげいさ」と読まれる場合もある。
瀟湘八景とは、中国湖南省の洞庭湖周辺の瀟水と湘水が合流する地域に伝わる八つの名勝を指す。宋代の画家・宋迪によって選定された景観で、後に日本をはじめとする東アジアの詩画に広く取り入れられた主題である。
「高山景行」は、『詩経』小雅に由来する四字熟語で、高い山と広々とした大道を指す。転じて、人格が高潔で行いが立派な人物を賞賛する表現として用いられる。人の優れた品性や模範となる振る舞いを、仰ぎ見る山と歩むべき大道に喩えたものである。