四方を囲む壁を指す。また、壁ばかりで家具など何もない貧しい家の様子を表す際にも用いられる。
氷壁とは、氷河や急峻な山岳地帯などにおいて、垂直に近い角度で切り立った氷の崖を指す。その形状が人工の壁を連想させることからこの名があり、登山やクライミングにおいては、ピッケルやアイゼンを用いて登攀する対象となる。
外敵の侵入や風雨・火災などの災害を防ぐために築かれた壁状の構造物を指す。
岩壁とは、壁のように険しく切り立った岩のことを指す。登山などで見られる急峻な岩肌を表し、「巌壁」とも書かれる。
壁に向かって座禅を組み、精神を集中させる修行のことを指す。特に禅宗において、悟りを開くために行われる厳しい瞑想法の一つである。
粗壁とは、壁の下地となる塗りを施した状態を指し、仕上げの上塗りがまだ行われていない壁面を表す。表記としては「荒壁」とも書かれる。
塁壁とは、城や砦を囲む防御用の壁を指す。敵の侵入を防ぐために築かれた堅固な構造物であり、城郭の重要な防衛施設としての役割を果たす。
絶壁とは、壁のように垂直に切り立った険しい崖のことで、断崖や懸崖とも呼ばれる。
鉄壁とは、鉄板で覆われた堅固な壁を指し、転じて守備や陣地などが非常に強固で容易に崩せない様子を喩える表現として用いられる。
隣接する空間や部屋を隔てる壁を指す。特に建築構造において、防火性能を備えた仕切り壁を防火隔壁と呼ぶことがある。
壁画とは、建築物の壁面や天井などに直接描かれた絵画を指す。また、壁に掛けて飾る絵画を指す場合もある。
崖や急斜面の土砂崩れを防ぐために、コンクリートや石などで築かれた構造物を指す。土木工事において地盤の安定を保ち、周囲の安全を確保する役割を果たす。
モンゴルから中国北部にかけて広がる広大な砂漠地帯を指す。ゴビ砂漠とも呼ばれ、礫や岩が広く分布する乾燥した高原状の地形が特徴である。
岩が切り立って壁のようにそそり立っている場所を指す。険しい地形を表す語で、山岳地帯などに見られる自然の景観を描写する際に用いられる。表記としては「岩壁」と書くこともある。
家壁蝨はオオサシダニ科に属するダニの一種で、体長は約〇・七ミリメートルである。主にネズミに寄生するが、人体にも移行して吸血することがあり、夏季に活動が活発となる。
「穿壁引光」とは、壁に穴を開けて隣家の灯りを借りて読書に励むという故事に由来する四字熟語で、苦しい環境の中でも学問に精進する姿勢や、勤勉に努力することを意味します。
「相如四壁」は、漢代の文人である司馬相如が若い頃、貧しくて家には四方の壁しかなかったという故事に基づく四字熟語です。後に武帝に重用されるほどの文才を持ちながらも、かつては極めて困窮した生活を送っていたことを表し、転じて才能ある人物が不遇な境遇にあるたとえとして用いられます。
壁に穴を穿って隣家の灯りを借り、書物を読むこと。貧しい環境にあっても学問に励む勤勉さを表す故事成語で、特に苦学する姿勢の象徴として用いられる。
壁に穴を開けて隣家の灯りを借りて勉学に励んだという故事に基づく四字熟語で、苦しい環境の中でも学問に打ち込む姿勢や、創意工夫して努力することを意味する。『西京雑記』に匡衡の逸話として伝えられる。