基本情報
意味
ふみ、歴史、ふびと、史官、さかん
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
ふみ。文書、特に社会の移り変わりを記録したもの。歴史書や記録を指す。
2
ふびと。記録を書きしるす役人。また、文章にたずさわる人。史官や侍史など。
3
さかん。律令制における四等官の一つで、太政官や神祇官の第四位の官職。行政や祭祀に関与した。
熟語
正史とは、国家の権威のもとで編纂された正式な歴史記録、またはその書物を指す。特に中国においては、紀伝体の形式で書かれた歴代王朝の正統な歴史書を意味し、民間の歴史記録である野史や外史と区別される。
侍史とは、高貴な人の側近として文書の取り扱いを務める書記を指す。また、手紙の脇付として用いられる語でもあり、直接手渡すことを控え、その側近を通じて取り次ぐという意味合いから、敬意を表する表現として使われる。
「稗官野史」は、古代中国において民間に伝わる些細な物語や逸話を記録した書物を指す四字熟語である。「稗官」とは、為政者に参考として献上するため、巷の風聞や出来事を収集する下級官吏を意味し、「野史」は正史に対し、民間の立場で編まれた歴史記録をいう。転じて、広く小説類や雑多な伝承を収めた文芸作品の総称として用いられる。
青史汗簡とは、歴史書を指す四字熟語である。「青史」は歴史そのものを意味し、「汗簡」は古代に文字を記すために用いられた竹簡のことをいう。これは、紙が普及する以前に青竹を火で炙って油分(汗)を取り除き、文字を記録した媒体に由来する表現である。
史籀大篆とは、漢字の書体の一つで、周代の宣王の時に太史の籀が作ったと伝えられる大篆の書体を指す。『説文解字』にその名が見え、古代の漢字研究において重要な位置を占める。