突然の出来事や予想外の事態に接して、強い驚きや衝撃を受けること。また、そのような驚きの感情そのものを指す。
鹿驚(かかし)は、鳥や獣が田畑を荒らすのを防ぐために立てる人形を指す。その由来は、獣肉などを焼いて串に刺し、悪臭で鳥獣を脅かしたことにあり、これが転じて、見かけばかりで実際には役に立たないものや、そのような人を喩える表現としても用いられる。表記には「案山子」の字も当てられる。
喫驚は、思いがけない出来事に遭遇して非常に驚く様子を表す語である。主に「びっくり」と同義で用いられ、予期せぬ事態に心を動かされる感情を指す。漢字表記としては「吃驚」と書くこともある。
驚異とは、通常の範囲をはるかに超えた驚くべき事柄や、並外れた出来事を指す。常識や予想を大きく裏切るような、極めて特異な現象や成果に対して用いられる。
思いがけない出来事や予期せぬ良い結果に接し、驚きと喜びの感情が同時に湧き上がること。
驚倒とは、非常に驚き、倒れそうになるほどの衝撃を受けることを指す。予想をはるかに超えた出来事や、極めて意外な事態に直面した際の強い驚きを表現する語である。
驚き恐れること。突然の出来事や予期せぬ事態に直面して、強い不安や畏れを感じる心理状態を指す。
思いがけない出来事に遭遇して驚く様子を表す。漢字では「喫驚」とも書き、音読みでは「キッキョウ」と読むこともある。
驚駭とは、思いがけない出来事や事態に接し、強い驚きと恐れを感じることを指す。技術の急速な進歩など、予想を超える変化に対して抱く感情を表す。
予期せぬ出来事や事態に遭遇し、強い衝撃を受けて非常に驚く様子を指す。突然の知らせや思いがけない状況に直面した際の、心の動揺や畏怖の感情を表す。
驚嘆とは、優れたものや素晴らしいものに接した際に、深く感心し、思わず驚きの声をあげることを指す。
「吃驚仰天」は、予想外の出来事に遭遇して非常に驚き、呆然とする様子を表す四字熟語である。「吃驚」も「仰天」もそれぞれ驚きの意を含み、これらを重ねることで驚きの度合いを強調している。俗に「びっくりぎょうてん」とも読まれる。
浮雲驚竜とは、空に浮かぶ雲や天に昇る竜のように、自由で力強く、縦横無尽な筆勢を形容する四字熟語である。中国晋代の書聖・王羲之の書風を評した『晋書』の記述に由来し、その筆致の躍動感と気韻の高さを表す。
胆戦心驚は、恐怖や強い不安に襲われて心臓が激しく鼓動し、肝が震えるほどおののく様子を表す四字熟語である。ここでの「胆」と「心」は内臓を指すとともに精神をも意味し、「戦」は震え慄くことを示す。非常に臆病な性質を指して用いられることもある。
非常に驚き恐れたあまり、顔色が青ざめてしまう様子を表す四字熟語である。「大驚」はひどく驚くことを意味し、「失色」は恐怖や衝撃で血の気が引くことを指す。
石破天驚とは、唐の詩人李賀の詩「李憑箜篌引」に由来する四字熟語で、石が砕け天が驚くという原義から転じ、音楽や詩文、あるいは出来事が並外れて優れ、人々を驚嘆させる様子を形容する表現である。
天地を揺るがすほどに世間を震撼させる様子を表す。また、並外れて人々を驚かせるような出来事や事象を指して用いられる。