文芸とは、文学と芸術を総称する言葉であり、特に小説・詩歌・戯曲・随筆・評論などの言語芸術を指す。また、より広義には学問と技芸を含む学芸の意味でも用いられる。
民芸とは、一般庶民の日常生活から自然に生まれ、長い年月をかけて洗練されてきた工芸品を指す。特定の地域の風土や生活様式に根ざし、実用性と素朴な美しさを兼ね備え、主に無名の職人たちによって伝承されてきた手工芸の総称である。
曲芸とは、通常では真似のできない高度な技術を要する芸能を指し、人間が行う離れ業や軽業などの曲技を含む。また、動物に訓練を施して披露させる芸事、例えばイルカのショーなどもこの範疇に含まれる。
至芸とは、技芸の到達し得る最高の域を示す言葉であり、その道において極められた卓越した技量や表現を指す。
技芸とは、美術や工芸などの分野における高度な技術や腕前を指す言葉であり、長年の修練によって培われる熟練したわざを意味します。
芸者とは、三味線や踊り、唄などの芸能をもって宴席に興を添えることを職業とする女性を指す。芸妓や芸子とも呼ばれる。
芸林とは、芸術や文学に携わる人々の集まりや社会を指す言葉で、芸苑とも呼ばれる。
芸域とは、技芸や芸事において修得した技能の深さや広がりを指し、その人の芸の到達範囲や領域を表す言葉である。
武芸とは、武道における技芸を指し、剣術や弓術、槍術、馬術、砲術など、戦いに関わる様々な技術の総称である。武技や武術と同義に用いられ、これらに優れた能力を示すことを「武芸に秀でる」などと表現する。
表芸とは、主に芸能や芸道の分野において、その人が専門とし、公に披露する技芸を指す。歌舞伎役者にとっての日本舞踊や長唄のように、本職として修得し、外面に示すべき芸事を意味する。対義語として、本業ではない趣味や内輪で楽しむ技芸を指す「裏芸」と対比されることもある。
無芸とは、人に誇れるような特技や才能を持たないことを指す。特に芸事や技芸の面で秀でたものがなく、平凡である様子を表す。
腹芸とは、言葉や行動に頼らず、経験や度胸によって物事を処理する手腕を指す。また、演劇においては、せりふや身振りを用いずに表情などで役の内面を表現する技法を意味する。
農芸とは、農業と園芸を含む広い分野を指し、農作物を栽培・生産する営み、およびそれに関連する技術全般を意味する。
種芸とは、草木や作物を植え付けて育てることを指す。栽培と同義であり、「種」も「芸」も植えるという意味を持つ漢字である。
樹芸とは、草木や農作物を植え育てる技術、またその行為を指す。「樹」も「芸」も植えることを意味し、栽培や植樹の営み全般を表す語である。
歌舞や音楽などの芸能を指し、それらを演じる技量や芸事そのものを意味する。
芸閣とは書物を収蔵する書庫、あるいは書斎を指す語である。その由来は、かつて書物の虫害を防ぐために芸香(ウンコウ)という植物を用いたことによる。
芸妓とは、舞踊や音曲などの芸能をもって宴席に侍り客をもてなす女性を指す。芸者と同義であり、主に京都を中心とした関西地方で用いられる呼称である。
芸苑とは、学問や芸術の分野を総称する言葉で、特にそれらに携わる人々の集まりや社会を指します。芸林とも呼ばれ、学者や芸術家が互いに交流し、技芸を磨き合う世界を意味します。
伎芸天は仏教における天女の一尊で、福徳を司るとされる。その姿は美しく、音楽や舞踊などの芸能に優れた才能を持つと伝えられる。
一能一芸とは、一つの優れた技能や一つの秀でた芸事を身につけていることを指す。
一芸一能とは、特定の一つの技芸や才能に優れていることを指す四字熟語である。一芸は一つの技芸、一能は一つの技能や才能を意味し、一能一芸とも言う。ある分野において秀でた能力を持つ状態を表し、例えば「一芸一能に秀でる」のように用いられる。
無芸大食とは、何ら芸事や特技を持たず、ただ大量に食べることだけを得意とする様子を指す。転じて、そのような人物を形容する表現として用いられる。