鹿苑とは、釈迦が初めて説法を行ったとされるインドの地名「鹿野苑」の略称である。その名は、かつて多くの鹿が棲息していたことに由来し、鹿の園とも解釈される。
文苑とは、文人が集い文学を論じ合う世界を指し、文人社会や文壇を意味する。また、優れた詩文を収めた文集のこともいう。
外苑とは、皇居や神社などの主要な建物を取り囲む広大な庭園のうち、外部に位置する区域を指す。内苑に対応する概念であり、一般に公開されることが多い。
芸苑とは、学問や芸術の分野を指す言葉であり、学者や芸術家たちが集う世界、またその仲間や社会を総称する雅語である。芸林と同義に用いられる。
神社の境内を指し、特に神聖な区域としての庭園や苑地を意味する。神域に設けられた荘厳な庭園の景観を表す語である。
皇室が所有し管理する庭園を指し、特に宮殿に付属する広大な庭園や、皇室に関連する公園を意味する。
キク科の多年草で、秋に淡紫色の小さな花を多数咲かせる。山地に自生することもある。根は鎮咳薬として用いられる。
翰苑とは、元来は手紙や文書を指す語である。また、中国唐代に学芸に優れた人材を集めた官署「翰林院」の別称としても用いられる。ここでの「苑」は、多くの物事が集まる場所を意味している。
竹苑椒房とは、『太平記』に見られる四字熟語で、竹の庭園と香辛料をふんだんに使った部屋を指し、貴人や后妃の居所を雅やかに表現した語である。転じて、高貴な身分の人の住まいや、風雅で優美な住環境を喩える際に用いられる。