北辰とは北極星の別称であり、小熊座の主星を指す。天球上の北極に位置し、古来より方位や緯度を知るための重要な指標として用いられてきた。北天に輝く星という意味合いも含まれる。
吉辰とは、めでたい日取りや良い日を指す言葉である。漢字の「辰」には日や時節という意味があり、吉日や佳辰と同様に、祝い事や儀式を行うのにふさわしい好機を表す。
良辰とは、物事を行うのに縁起の良い日取り、すなわち吉日のことを指す。ここでの「辰」は時や日柄を意味し、佳辰と同様にめでたい日を表す語である。
辰砂は水銀と硫黄の化合物であり、鮮やかな朱色を呈する鉱物である。水銀の原料として用いられるほか、顔料として絵画や工芸に広く利用される。また、陶磁器に施される紅色の釉薬、あるいはその色そのものを指すこともあり、朱砂や丹砂とも呼ばれる。
辰宿とは、天球を二十八の区域に分けた星座のことで、星々が宿る場所を指す。古代中国の天文思想に基づく区分であり、二十八宿とも呼ばれる。
辰巳は古くから用いられる方角の名称で、南東の方向を指す。漢字では「巽」と表記することもあり、また「シンシ」と読む場合もある。
佳辰とは、めでたい事を行うのにふさわしい良い日のことを指す。吉日と同義であり、「嘉辰」と表記されることもある。
星辰とは、夜空に輝く星々の総称を指す。特に、星座を構成する星や、神話や信仰の対象となる星宿を意味する。漢字の「辰」は元来、日・月・星を含む天体を表すことから、星辰は広く天体や星座を指す語として用いられる。
時辰とは、時刻や時間を指す語である。また、時計の古称である時辰儀を略した呼び方としても用いられる。漢字の「時」と「辰」はいずれも時の意を持つことから成る語である。
嘉辰とは、めでたい日や縁起の良い日のことを指す。漢字の「辰」は日や時を表し、吉日や佳日と同義である。「嘉辰の門出」などの表現で用いられ、慶事にふさわしい日取りを意味する。また、「佳辰」と表記されることもある。
誕辰とは、人が生まれた日のことを指す語で、誕生日と同義である。漢字の「辰」には日の意味があり、これに「誕」の字を合わせて生まれた日を表す。
吉辰良日とは、縁起の良い日柄や時節を指す四字熟語であり、特に物事を始めるのにふさわしい佳き日を意味する。
吉日良辰とは、縁起の良い日取りや時節を指す四字熟語である。辰は星宿を意味し、吉日と相まって万事に適した好機を表す。大安吉日と同様に、祝い事や重要な行事を行うのにふさわしい佳き日をいう。
嘉辰令月は、めでたい月日や縁起のよい時節を指す四字熟語である。「嘉」と「令」はいずれも「よい」という意味を持ち、「辰」は日を表す。したがって、「嘉辰」はよい日、「令月」はよい月を意味し、合わせて慶びに満ちた佳き時を表現する。
日月星辰とは、太陽と月と星を総称した表現で、広く天空に輝く天体を指す。『太平記』にも見られる四字熟語であり、宇宙の運行や自然界の秩序を象徴する語として用いられる。