手沢とは、長く手に取って使用するうちに、手の脂などが浸み込んで器物に生じる光沢を指す。また、転じて、故人が生前に愛用していた品々、特に書籍などに対して用いられ、その人と深く結びついた所持品を意味する。
物の表面が滑らかで、つややかな輝きを放つ状態を指す。特に光の反射によって生じる美しい艶やかさを表し、髪や絹織物、磨かれた金属などの質感を形容する際に用いられる。
余沢とは、先人の善行や功績によって後世にまで及ぶ恩恵のことを指す。また、豊かさが余り、他者や周囲にまで広く恵みをもたらすことをも意味する。
数量が多いことを表し、多くの人や物が集まっている様子を指す。また、十分に満たされている状態を意味し、それ以上は必要ないという含みを持つ。
沼沢とは、低湿地に水が溜まり、湿った土壌に水生植物や湿生植物が茂っている場所を指す。沼と沢の両方の性質を併せ持ち、独特の生態系を形成する区域をいう。
滑沢とは、表面がなめらかで光沢のある状態を指す。また、言葉遣いが流暢で巧みな表現をすることにも用いられる。
歌沢は、江戸時代末期に流行した三味線音楽の一つである歌沢節の略称です。端唄を基に発展したもので、表記としては「哥沢」と書かれることもあります。
麗沢とは、二つの沢が連なり互いに潤し合う様子を表し、そこから転じて、友人同士が互いに助け励まし、学問や人格の修養を高め合うことを意味する。
オモダカ科の多年草で、水田や池沼に自生する。葉は矢尻形で長い柄があり、夏に白色の三弁花を咲かせる。地下の塊茎は薬用とされ、ハナグワイとも呼ばれる。漢名「沢瀉」に由来し、「面高」と表記することもある。
キク科の多年草で、湿地や湿った草地に自生する。葉は長楕円形をしており、秋になると茎の先端に紅紫色の頭状花を総状に多数つける。
沢庵は江戸時代初期の臨済宗の僧で、文人としても活躍した人物を指す。また、生干しの大根を塩と米ぬかで漬けた漬物「沢庵漬」の略称としても用いられ、この漬物の製法が僧沢庵に由来すると伝えられることからその名がついた。
沢蒜は野蒜(のびる)の別称であり、ノビルとも呼ばれる。漢字では「根蒜」と表記されることもある。
膏沢とは、豊かな恵みや恩恵を指す言葉であり、特に自然や上位者からもたらされる潤いや慈しみを意味する。また、土地が肥沃で豊かに潤っている状態を表すこともあり、農作物がよく育つような豊かな土壌の形容にも用いられる。
草木が生い茂る沼地を指す。また、多くの物事が集まっている場所のたとえとしても用いられる。
贅沢とは、必要以上に金銭や物資を費やすことを指す。また、身分や境遇に見合わないほど豪勢な生活を送る様子も表す。
キキョウ科の多年草で、山野の湿地に自生する。葉は笹の葉のような形をしており、初秋に紫色の唇形の花を総状花序につける。「山梗葉」とも表記される。
沢胡桃はクルミ科の落葉高木で、山地の谷間などに自生します。羽状複葉の葉を持ち、春には淡黄緑色の花穂を垂らし、翼のある果実を結びます。材は光沢があり、家具などの用材に利用されます。「寿光木」とも表記されます。
同袍同沢は、戦場で苦楽を共にする戦友や、深い絆で結ばれた親しい友人を指す四字熟語である。衣服や肌着さえも分かち合い、困難を共に乗り越える関係を意味し、その由来は『詩経』の「秦風・無衣」に求められる。
贅沢三昧とは、金銭や物を惜しみなく費やし、心のままに豪華な生活を楽しむ様を指す。ここでの「三昧」は、一つのことに没頭して他のことを顧みない状態を表し、贅沢の限りを尽くすことに夢中になることを意味する。
涸沢之蛇は、水が干上がった沢に住む蛇が、新たな水場を求めて移動する際に、大きな蛇が小さな蛇を背負って逃げる様子を見た人々が、それを神の仕業と畏れて避けたという『韓非子』の故事に基づく四字熟語である。転じて、巧みな策略で相手を欺き、双方ともに利益を得ることを意味する。