基本情報
意味
踊り字、繰り返し符号、同の字点
読み方
音読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
漢字や仮名の繰り返しを表す記号で、踊り字(おどりじ)または繰り返し符号と呼ばれる。
2
直前の漢字や仮名を繰り返すことを示し、例えば「人々(ひとびと)」「時々(ときどき)」のように用いられる。
3
特に漢字の繰り返しに用いる場合を「同の字点(どうのじてん)」と呼び、仮名の繰り返しに用いる「ゝ」や「ヽ」とは区別されることがある。
4
熟語や固有名詞において、同じ文字が連続する場合に二文字目を「々」で代用することで、表記を簡略化する役割を果たす。
5
歴史的には「同」の字の変形から生まれたとされ、日本語の表記体系において繰り返しを効率的に表現するための重要な記号である。
熟語
気息奄々とは、息が絶え絶えで、今にも死にそうな様子を表す四字熟語である。『文選』所収の李密「陳情表」に由来し、生命の危険が切迫している状態や、物事が衰微して滅びそうな状況を喩える際にも用いられる。
鞭声粛々とは、鞭の音がひっそりと静まり返っている様子を表す四字熟語である。頼山陽の漢詩「題不識庵撃山図」に由来し、戦場や緊張した場面において、人々が息をひそめ、物音一つ立てない厳粛な静寂を描写する際に用いられる。
丁々発止は、刀や剣などが激しく打ち合う音を表す四字熟語です。転じて、互いに譲らず激しく議論を交わす様子の喩えとしても用いられます。「丁々」は物を連続して打ち合わせる音を、「発止」は堅い物同士がぶつかる音をそれぞれ形容したもので、「丁丁発止」とも表記されます。
多士済々とは、優れた人材が数多く集まっている様子を表す四字熟語である。「多士」は多くのすぐれた士を指し、「済々」は人や物が盛んに集まるさまを意味する。『詩経』の「大雅・文王」に由来し、才能豊かな人々が一堂に会する活気ある状況を描写する際に用いられる。
生々流転とは、この世のすべての事物が絶えず生まれ、変化し、移り変わっていく様子を表す。生命や現象が常に新たに生じ、流動し続ける自然の摂理を指し、仏教の無常観に基づく思想を背景としている。