タニシ科に属する巻貝の総称で、主に水田や池沼などの淡水に生息する。殻は丸みを帯びた円錐形で、黒緑色を呈する。食用とされ、特に春が旬とされる。
吹螺はフジツガイ科に属する巻貝の一種で、その貝殻は古来より楽器や合図の道具として用いられてきた。特に「法螺貝」の名で広く知られ、宗教儀礼や戦場での信号など、様々な場面で使用された歴史を持つ。
扁螺はニシキウズガイ科に属する小型の巻貝で、細螺とも呼ばれる。殻は円錐形で、美しい光沢と繊細な模様を持つことが特徴である。
リュウテンサザエ科に属する巻貝で、日本近海の岩礁地帯に生息する。殻はこぶし状に膨らみ、表面には太い棘状の突起が発達しているものが多く見られる。食用とされ、漢字では「拳螺」と表記することもある。
つぶはエゾバイ科に属する巻貝の総称で、主に食用とされるものを指す。
香螺はイトマキボラ科に属する巻貝で、浅い海の砂底に生息する。細長い紡錘形の殻を持ち、その卵の袋は「うみほおずき」と呼ばれて子供の遊び道具となる。肉は食用にされ、「長螺」と表記されることもある。
拳螺はリュウテンサザエ科に属する巻貝の一種で、殻は硬く、表面に棘状の突起が発達するのが特徴である。古くから「さざえ」の名で呼ばれ、食用としても広く親しまれている。
細螺(きさご)は、ニシキウズガイ科に属する巻貝の一種で、内海の砂泥地に生息する。殻の大きさはタニシほどであり、形はカタツムリに似る。殻はおはじきや装飾品に用いられ、肉は食用とされる。別名をキシャゴともいい、春の季語としても知られる。漢字では「扁螺」や「喜佐古」と表記することもある。
蝸螺は細長い巻貝の総称で、カワニナやウミニナ、イソニナなどがこれに含まれる。食用や飼料として用いられ、春の表記では「蜷」の字を当てることもある。
螺子とは、螺旋状の溝が刻まれた締結具のことで、雄ねじと雌ねじがあり、部材を固定するために用いられる。また、時計などのぜんまいを巻く装置を指すこともある。「捻子」や「子」と表記される場合もある。なお、「螺旋」を「らせん」と読む場合は、回転して進む曲線の形状を指す別の意味となる。
螺尻(ばいじり)とは、竹の皮で作られた笠の一種で、巻貝の殻を逆さにしたような形状をしている。上部がすぼまり、釣りなどの際に用いられる。表記は「貝尻」とも書く。
螺旋とは、巻貝の殻のように渦を巻いた形状を指し、階段などに用いられる。また、ねじの意味も持ち、螺線と表記すれば平面曲線としての渦巻き状の線を意味する。
螺鈿とは、漆工芸における装飾技法の一つで、アコヤガイやオウムガイなどの貝殻から、真珠光沢を持つ部分を薄く切り出したものを、器物の表面に嵌め込んで文様を表すものである。
螺髪は、巻貝の殻のように渦を巻いた形状をした髪のことを指す。特に仏像の頭部に表される、独特のうねりをもつ髪型を指すことが多く、仏像の荘厳な特徴の一つとされる。
法螺貝は、暖かい海に分布するフジツガイ科の巻貝で、円錐形の殻は高さ約四十センチメートルにもなり、その肉は食用とされる。また、この貝の殻の先端に吹き口を付けた楽器のことも指し、山伏が山中で猛獣を追い払う際や、戦場での合図などに用いられた。表記としては「吹螺」や「梭尾螺」とも書く。
駄法螺とは、根拠がなく誇張された無意味な大言を指す。法螺(ほら)が大げさな話を意味することから、それに価値のないことを表す「駄」を付けて、特に空虚で信頼に値しない発言を表現する。
木螺子とは、木材の固定に用いる釘の一種で、その胴部には螺旋状の溝が刻まれている。ねじ回しを用いて回転させながら打ち込むことで、木材同士を強固に接合することができる。
馬蹄螺はニシキウズガイ科に属する巻貝で、房総半島より南の海域に分布する。潮間帯の岩礁地帯に生息し、殻は円錐形で黒褐色を呈している。食用とされる貝類の一種である。
梭尾螺はフジツガイ科に属する巻貝の一種で、一般に法螺貝と呼ばれる大型の海産貝類を指します。その貝殻は吹奏楽器として用いられることが特徴です。
舞舞螺は、蝸牛(かたつむり)の別称である。主にその殻の螺旋状の模様や、ゆっくりと進む様子が舞を舞うように見えることから、この名で呼ばれることがある。