下郎とは、主に身分の低い使用人や下働きの男性を指す語である。また、男性を蔑んで罵る際の卑罵語としても用いられる。
遊郭などで客の相手をして身を売る女性を指す語。特に江戸時代以降、公許の遊郭に所属する遊女を呼ぶ場合に用いられた。
「郎子」は、古代において若い男性を親しみを込めて呼ぶ語である。対となる女性への呼称として「郎女」があり、両者は古い日本語における性別に基づく親愛の表現として用いられた。
「郎女」は古代の日本語で、若い女性を親しみを込めて呼ぶ語である。特に「郎子」と対になる表現として用いられ、主に上代から中古にかけての文献に見られる。
野郎とは、若い男性を指すくだけた呼称として用いられる。また、相手を罵る際や、親しみを込めて、あるいは軽蔑の意を込めて男性を指す言葉としても使われる。例えば「この野郎」のように用い、文脈によっては強い侮蔑のニュアンスを帯びる。
新郎とは、結婚式において新婦と婚姻を結ぶ男性を指す語である。特に結婚式や披露宴の場において、花婿としての立場を表す呼称として用いられる。
外郎は、江戸時代に小田原で作られた丸薬「外郎薬」の略称であり、胃腸や心臓の慢性疾患をはじめ、様々な病気に効くとされた。また、うるち米などの粉を蒸して作る菓子「外郎餅」を指すこともある。薬の名称は、中国から帰化した陳外郎がその製法を伝えたことに由来する。
オミナエシ科の多年草で、山野に自生する。初秋に黄色い小花を傘状に多数咲かせる。秋の七草の一つとされ、その名は「女(おみな)を圧(お)す」ほどの美しさに由来するとされる。別名をオミナメシともいう。
川太郎は河童の別称であり、主に西日本で用いられる呼び名である。表記としては「河太郎」と書くこともある。
オミナエシ科の多年草で、山野に自生する。オミナエシに似るが、全体に毛が多く、葉も大きい。初秋に白色の小さな花を多数咲かせる。別名をオトコメシといい、「敗醬」の漢字表記も用いられる。
いたずらや乱暴な振る舞いをする子供や男性を、人名風に呼んで非難する語。
河童の別称で、主に西日本で用いられる呼び方である。漢字では「川太郎」と表記されることもあり、「かわタロウ」と読む場合もある。
一族郎党とは、血縁で結ばれた一族と、その家に仕える家臣や従者たちを総称する言葉である。広くは、ある人物を中心とした家族や関係者全員を指して用いられる。「郎党」は「ろうどう」とも読み、主君に従う者を意味する。
被官郎党とは、主君に仕える家臣や従者を総称する語で、特に中世から近世にかけての武家社会において、主従関係にある武士団やその配下を指す。主君の権威の下に組織された武士の集団を意味し、広義には主家に直属する家来全体を包含する概念として用いられる。
認奴作郎は、『景徳伝灯録』に登場する良价禅師の故事に由来する四字熟語で、自己の本質を見失い、他者に従属するような浅はかなふるまいを戒める表現である。転じて、主体性を欠き、他人の言動を無批判に真似たり、軽率に追随する態度を批判する際に用いられる。