「御輿」は「輿」の尊敬語であり、特に祭礼の際に神霊を移して担ぐ神聖な乗り物を指す。この場合は「おみこし」とも呼ばれ、「神輿」と表記することもある。
肩輿とは、人を乗せて運ぶための籠状の乗り物で、特に担ぎ棒を肩に担いで運ぶものを指す。輿の一種であり、駕籠とも呼ばれる。
天皇の乗り物を指す語であり、特に行幸の際に用いられる輿(こし)を意味する。転じて、行幸中の天皇そのものを敬っていう語としても用いられる。
神輿とは、祭礼の際に担いで巡行する乗り物であり、神霊が宿るとされる。通常「みこし」と読み、「おみこし」とも呼ばれる。
腰輿(たごし)は、前後二人の担ぎ手が長い柄を腰のあたりまで持ち上げて運ぶ、古い乗り物を指す。手輿とも表記され、また「ヨウヨ」とも読まれる。
権輿とは物事の始まりを指す語で、中国の古典『詩経』に由来する。本来は秤を作る際に重り(権)から、車を作る際に車台(輿)から着手した故事に基づき、何事も基礎となる部分から始まることを示す。転じて、事柄の発端や起源を意味するようになった。
輦輿とは、古代中国において天子や貴人が乗る人力車のことで、輦とも呼ばれる。特に、宮廷内や儀式の際に用いられた、装飾を施した豪華な車を指す。
大地や地球、全世界を指す語。「輿」は万物を載せるものという意味から転じて、広く世界や国土を表す。例として「伊能忠敬の大日本沿海輿地全図」などがある。
輿丁とは、輿を担ぐことを役目とする男性を指す語である。主に駕籠かきのことを意味し、人を乗せた輿を肩に担いで運搬する労働者を表す。「丁」は下働きの男を示す語であり、「ヨテイ」とも読まれる。
世間の人々から寄せられる期待や信頼を指し、特に多くの人々の支持や期待を集めている状態を表す。
人の座る部分を木や竹で編んだ籠状の構造とし、それを棒に吊るして前後から担いで移動させる乗り物を指す。
輿馬風馳は、車や馬が風のように速く駆けていく様子を表す四字熟語である。物事が非常に迅速に進展するさまや、勢いよく進行する状況を描写する際に用いられる。
「乗輿車駕」は、天子の乗り物を指す四字熟語である。特に後漢の蔡邕による『独断』において、皇帝の車駕を意味する語として用いられており、天子の威厳や地位を象徴する表現として理解される。
梓匠輪輿とは、『孟子』に見える四字熟語で、梓人(指物師)、匠人(大工)、輪人(車輪職人)、輿人(車台職人)という四種の工匠を指す。これらはそれぞれ専門の技を持ち、物を作り成す職人の代表として挙げられ、広く手工業に携わる職人全般を意味する。