基本情報
意味
あつもの、野菜や肉を煮た吸い物、菜羹
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
食材を煮込んで作った熱い汁物、スープを指す。
2
特に野菜や肉を具材として用いた吸い物であり、「菜羹」がその例である。
3
肉と野菜を組み合わせて長時間煮込み、旨味を引き出した滋味深いスープでもある。
4
日本の食文化において、家庭料理やお祝いの席、もてなしの料理として用いられる伝統的な一品である。
5
コース料理などでは他の料理との調和を図り、食事の口当たりを和らげる役割も果たす。
熟語
懲羹吹膾は、熱い羹(あつもの)で舌をやけどした経験から、冷たい膾(なます)を食べる際にも吹いて冷ますという故事に由来する四字熟語で、一度失敗した経験から必要以上に慎重になり、臆病になることを意味します。
「太羹玄酒」は、古代中国の祭祀において供えられた、味付けをしない肉の吸い物と水のことを指す。転じて、飾り気がなく素朴なもののたとえとして用いられる。『新唐書』の「駱賓王伝」にその出典が見られる四字熟語である。
塵飯塗羹とは、塵を飯に見立て、泥を羹(あつもの)に見立てた遊びのことで、実際には食べられない見かけだけのものを指す。転じて、見かけは立派だが実質の伴わないもの、あるいは役に立たない無意味なことを喩える表現である。
蓴羹鱸膾は、故郷を懐かしむ心情を表す四字熟語である。中国晋の張翰が、故郷の名物である蓴菜の吸い物と鱸の膾を思い、官職を捨てて帰郷した故事に由来する。ここで「蓴羹」は蓴菜を用いた吸い物、「鱸膾」は鱸の膾を指す。