山中に根城を構え、通行人や近隣の集落を襲って金品を奪う盗賊のことを指す。
凶賊とは、凶悪な所業を行う悪人のことであり、特に人を殺傷したり社会の秩序を乱したりするような大悪人を指す。兇賊とも書く。
木賊はトクサ科の多年草で、山中の湿地に自生する。茎は円柱形で直立し、縦に多数の溝がありざらついた質感をもつ。夏にはツクシに似た胞子穂をつけ、その茎は物を磨くのに用いられる。漢名に由来する「木賊」の表記のほか、「砥草」とも書く。
馬賊とは、清朝末期に中国北東部で活動した、馬に乗って略奪行為を行う盗賊集団を指す。
賊害とは、人を傷つけたり殺したりすることを指し、また賊によって受ける被害をも意味する。
賊軍とは、朝廷や政府に対して反逆する軍勢を指す。特に日本史上では、朝廷に敵対する勢力を朝敵として捉え、その兵をこう呼んだ。勝敗によって立場が逆転することもあり、「勝てば官軍、負ければ賊軍」という諺にも表れている。
他人を害したり、物を盗もうとしたり、謀反を企てたりするような、道理に反した悪だくみを抱く心を指す。
賊臣とは、主君に対して謀反を起こし、国や主家を滅ぼそうとする悪逆な臣下を指す。忠誠を誓うべき立場にありながら、私利私欲や野心のために裏切りを企てる者をいう。
心がねじけて悪事を働く者を指す。特に、人を欺き社会に害を及ぼすような悪人を意味し、「姦賊」とも表記される。
心がねじけて悪事を働く者を指す。特に、主君や国に対して裏切り行為を行う悪人を意味し、「奸賊」とも表記する。
集団をなして山野などに出没し、掠奪や殺害などの凶行を働く盗賊の一群を指す。特に中国などで活動する土匪や匪徒をいう。
烏賊は頭足類に属する軟体動物で、主にコウイカ目とツツイカ目に分類される。円筒形の胴体に十本の足を持ち、外敵に襲われると墨を吐いて逃げる習性がある。食用として広く親しまれており、その名称は、死んだふりをして海面に浮かび、餌をついばみに来た烏を足で巻きつけて捕食する様子に由来するとされる。漢字では「墨魚」とも表記する。
剽賊とは、他人の作品や考えを盗んで自分のものとして発表する剽窃行為を指し、またそのような行為を行う者を意味する。同時に、他人の財物を奪い取る強盗行為、すなわち剽盗の意味も含む。
「鼠盗」と同じく、こっそりと物を盗む者を指す。特に夜間に忍び込んで金品を盗む盗賊のことをいう。
ホタルイカモドキ科に属する小型のイカで、特に富山湾での漁獲が知られる。胴長は約六センチメートルで、体表に無数の発光器を備え、青白い光を放つ。春の食材として珍重され、マツイカとも呼ばれる。
槍烏賊はジンドウイカ科に属するイカの一種で、その名は細長い円錐形の胴体が槍の穂先に似ていることに由来する。沿岸域に広く分布し、身は刺身やするめとして食用にされる。別名としてササイカやツツイカ、サヤナガなどがあり、「鎗烏賊」と表記されることもある。
槍烏賊は、ジンドウイカ科に属するイカの一種で、その名の通り槍のように細長い胴体が特徴である。主に沿岸域に生息し、食用としても広く利用されている。
鯣烏賊は日本近海に分布するイカの一種である。胴長は約三十センチメートルに達し、胴の先端にはひし形のひれを持つ。刺身のほか、干してするめに加工したり、塩辛としても利用される。
君主に背き国を乱す家臣と、親に逆らう不孝の子を指す。転じて、人としての道を外れ、社会や秩序を乱す悪人をいう。『孟子』に見える故事に由来する四字熟語である。