物質を構成する最小単位の細かい粒を指す。例えば、写真の粒子が粗い場合や、砂の粒子のように、目に見える微細な固形物を表す。
穀物を粉にせず、そのままの粒状で調理して食することを指す。特に米を主食とする食習慣を意味し、粉食と対比される概念である。
水粒(みつぼ)は、水滴や水の泡を指す語であり、水の粒状の形態を表す。
根粒とは、マメ科植物などの根に形成される粒状のこぶを指し、根粒菌が根に侵入することで生じる共生器官である。
粟粒は粟の実を指す語である。また、粟の実のように非常に小さいものの喩えとしても用いられ、例えば「粟粒のような土地」などと表現する。読みは「あわつぶ」ともする。
顆粒とは、細かい粒状のものを指す。例えば、粒状の薬剤などに用いられる。また、トラコーマ(トラホーム)の症状として、結膜に生じる小さな粒状の隆起を指す場合もある。
大切な一人っ子を、一粒しか実らない貴重な種にたとえた表現。特に親が我が子を愛情を込めて呼ぶ際に用いられる。
麦粒腫は、まぶたの縁にあるマイボーム腺などの脂腺に細菌が感染して起こる化膿性の炎症を指す。症状としては、まぶたの一部が赤く腫れ上がり、痛みやかゆみを伴い、化膿して膿が溜まることもある。一般に「ものもらい」として知られる。
わずかな種から万倍もの収穫が得られることを意味し、わずかな元手や努力から大きな利益や成果が生まれることのたとえとして用いられる。また、小さなものでも粗末に扱ってはならないという戒めの意を含む。仏教の経典『報恩経』に由来する。
粒粒辛苦とは、米の一粒一粒に至るまで農民の苦労が込められているという原義から転じて、物事を成し遂げるには、一つ一つの細かい作業に辛く苦しい努力を積み重ねる必要があることを意味する四字熟語である。
粟粒一炊は、中国の伝奇小説『枕中記』に由来する四字熟語で、粟の一粒を炊くほどの短い時間を意味する。転じて、人生の栄華や富貴が極めて短くはかないものであることを喩える表現として用いられる。