基本情報
意味
たく、かしぐ、めしをたく、煮たきをする
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
火を用いて食材、特に米を加熱し調理すること。
2
ご飯を炊く行為を特に指す。
3
煮たり焼いたりするなど、調理行為全般を指すこともある。
4
料理を作る活動、特に炊事を意味する。
熟語
大炊寮は律令制における宮内省に属する役所の一つであり、諸国から納められた米穀の収納と管理、ならびにそれを各官庁へ配分する職務を担っていた。「大炊」は「大飯(おおいい)」の転訛とされ、「おおいのつかさ」とも呼ばれる。
一炊之夢とは、飯が炊き上がるほどの短い間に見る夢のことで、この世の栄華や人生のはかなさをたとえる四字熟語である。中国唐代の『枕中記』に登場する盧生が、仙人から借りた枕でわずかな眠りについた間に五十年の栄華を夢見たが、目覚めると炊きかけの粟飯がまだ煮えていないことに気づき、人生の虚しさを悟った故事に由来する。
粟粒一炊は、人生の栄華や富貴がはかなく短いことを喩えた四字熟語である。中国唐代の伝奇小説『枕中記』に由来し、粟一粒を炊くほどの短い時間の夢の中で、主人公が一生分の栄達を経験するという故事に基づいている。転じて、世の無常や人生の儚さを表現する際に用いられる。
饌玉炊金とは、極めて豪華で贅沢な食事の様子を表す四字熟語である。玉のように美しい料理や、金を炊くかのような高価な食材を用いた宴席を指し、唐代の詩人駱賓王が「帝京篇」で都の繁栄を描写した一節に由来する。
炊臼之夢とは、妻が先立つことを暗示する夢のことであり、転じて妻の死を予感させる前兆を指す故事成語である。唐代の『酉陽雑俎』に記される故事に由来し、臼を炊ぐ夢を見た者が妻の死に遭遇したという逸話に基づく。