不幸とは、幸福でない状態や境遇を指し、人生における様々な苦難や不運を総称する。また、特に身近な親族や縁者の死去を婉曲に表現する際にも用いられる。
多幸とは、多くの幸福に恵まれている状態を指す。幸せが重なり、人生に豊かな喜びが満ちている様を表し、しばしば「ご多幸を祈ります」のように、相手の将来に対する祝福の言葉として用いられる。
天皇が各地を視察や慰問などのために行幸し、その地を巡られることを指す。
天皇が外出されることを敬って言う語。特に、地方巡幸や社寺参拝などの公式な外出を指す。古くは「みゆき」とも読まれる。
行幸(みゆき)は、天皇が外出されることを指す語である。上皇・法皇・女院などの外出を表す際には「御幸」の字が当てられ、後に「ごこう」と音読されるようになった。
幸運とは、巡り合わせの良さや好ましい運命を指し、物事が順調に進む恵まれた状態を表す。偶然のめぐり合わせによって良い結果がもたらされることを意味し、不運の対義語として用いられる。漢字表記では「好運」と書くこともある。
幸甚とは、この上なく幸せなことや大変ありがたいことを意味する語で、主に改まった手紙文において、相手の厚意や行為に対して深く感謝の意を表す際に用いられる表現である。
幸便とは、ちょうどよい便りや都合のよい機会を指し、何かを託したり伝えたりするのに好都合な便りのことを意味する。また、人に頼んで届けてもらう手紙の脇に添える言葉としても用いられる。
幸先とは、物事の始まりや進行に際して現れる兆候のうち、特に良い結果が期待される前触れを指す。吉兆とも言い、事の成り行きが順調であることを予感させるしるしを意味する。
「御幸(みゆき)」と同じ意味で、天皇や上皇などの身分の高い方の外出、特に行幸を敬って言う語。
御幸とは、上皇や法皇、女院などが外出されることを指す。天皇の場合は特に「行幸」と表記する。
薄幸とは、幸せに恵まれない様子を指す言葉である。人生において幸福が薄く、不運な境遇にあることを表し、時に「薄倖」の書き換えとして用いられる。
還幸とは、天皇が行幸先から皇居へとお帰りになることを指す。行幸の一環としての帰還の行程を意味する語である。
欣幸とは、喜びと幸福感が結びついた心情を表し、幸せな出来事を心から喜び、その幸せを深く味わうことを指す。特に「欣幸の至り」という表現で、この上ない喜びと幸福を強調する場合に用いられる。
偶然に得られる幸運を願い求めること。また、そのような思いがけない幸いを指す。運任せの不確かな幸福を期待する気持ちや、予期せぬ幸運そのものを表す語である。
射幸心とは、偶然による利益や幸運を期待し、それを当てにする心理を指す。不確実な結果に賭け、一攫千金を求めるような気持ちを表し、博打や賭け事などにおける心の動きとして用いられる。
楽禍幸災とは、他人の不幸や災難を喜ぶことを意味する四字熟語である。『春秋左氏伝』僖公十四年の故事に由来し、他人の災いを我がことのように喜ぶ不道徳な心情を表す。