物騒とは、世の中に危険な事件や騒動が起こりそうな不安定な状況を指す。また、人物や行為が乱暴で危険を感じさせる様子も表す。
詩文を作ることを指し、また自然や詩歌に親しみ風流を楽しむことを意味する。この語は「詩経」の国風と「楚辞」の離騒に由来し、いずれも詩文の模範とされたことから、文学や風雅な趣に関わる事柄を表す。
騒然とは、多くの人々が騒ぎ立てたり、物音が入り乱れたりして、秩序を失った混乱した状態を指す。突然の出来事や予期せぬ事態によって、場の静けさが破られ、喧騒に包まれる様子を表す。
騒動とは、多くの人々が騒ぎ立てることで秩序が乱れる事態を指し、世間を揺るがすような事件や混乱を意味する。また、集団内部での争いや揉め事を表す場合もある。
世の中に騒ぎが起こり、社会の秩序が乱れること。また、そのような状態や事件を指す。騒擾(そうじょう)と同義に用いられる。
「騒騒(さいさい)」は、物が揺れ動き互いに触れ合うことで生じる、さわさわという軽やかな音やその様子を表す。風にそよぐ木々の葉や、細やかに波打つ水面など、自然の微かな動きに伴う響きを描写する際に用いられる。
騒音とは、人に不快感や騒がしさを感じさせるような、不必要な音や大きな音のことを指します。特に、日常生活や休息を妨げるような、うるさいと感じられる音を総称する言葉です。
潮騒とは、潮が満ちてくる際に波が打ち寄せて立てる音のことを指す。特に海岸に近づく波の轟きやざわめきを表現する語であり、時に「しおざい」とも読まれる。
狂ったように騒ぎ立てる状態を指し、人々が熱狂や興奮によって秩序を失い大騒ぎする様子を表す。特に群衆が沸き立つ喧騒の巷などの状況を形容する際に用いられる。
騒がしくやかましい様子を指し、特に人々の声や物音が入り混じってうるさい状態を表す。街中の雑踏や賑わいから生じる騒々しさを形容する際に用いられる。
物情騒然とは、世の中の様子や人々の心の動きが落ち着かず、騒がしい状態にあることを表す四字熟語である。「物情」は事物の状況や人心のありようを指し、それが「騒然」すなわち喧騒を極めているさまをいう。社会全体が不穏な空気に包まれ、平静を失っている状況を描写する際に用いられる。
「騒人墨客」は、詩文や書画など風雅な芸事を愛でる文人を指す四字熟語である。「騒人」はもと屈原の『離騒』に由来し、広く詩人や風流を解する人を意味し、「墨客」は書画や文筆に優れた人を表す。合わせて、詩作や書画をたしなむ風雅な文人一般を称する語となっている。
遷客騒人とは、左遷されて他郷に赴いた旅人や、物思いに沈んで詩歌を詠む文人を指す四字熟語である。中国宋代の范仲淹が「岳陽楼記」の中で用いた表現で、境遇の変化に心を動かされやすい文人墨客の心情を表している。