基本情報
意味
ほえる、犬が鳴く、声を出す
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
犬が口でほえること。警戒や感情を表現するために声を出す動作を指す。
2
犬や他の動物が声を出して鳴くこと。特に、怒りや興奮などの感情を伝える行動を表す。
3
批判や抗議の声を上げることに由来し、誇張して騒がしく叫ぶ意味合いで比喩的に用いられることがある。
4
梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる字。仏教や宗教的な文脈で特定の音を表現するために使用されることがある。
熟語
「邑犬群吠」は、村の犬が群れをなして吠える様子から転じて、見識の浅い人々が集まり、盛んに他人の噂や悪口を言い立てることを喩えた四字熟語である。また、多くの凡庸な者が賢人を非難し中傷する状況を指すこともある。出典は『楚辞』「九章・懐沙」に求められる。
跖狗吠尭は、飼い主が善人であれ悪人であれ、その者に忠義を尽くすことを意味する四字熟語である。古代中国の大盗賊である盗跖に飼われた犬が、聖王とされる尭に向かって吠えるという故事に由来する。『戦国策』の「斉策」に見える表現で、「跖の狗尭に吠ゆ」と訓読される。
蜀犬吠日は、見識の狭い者が、自分には理解できないありふれた事柄を、むやみに疑ったり非難したりする様子を喩えた故事成語である。蜀の地は山に囲まれ霧が多く、犬が稀に現れる太陽を見て吠えたという故事に由来する。
「狗吠緇衣」は、『韓非子』「説林・下」に由来する四字熟語である。黒い衣服を着た人に犬が吠えかかる様子から、物事の本質を見ずに、外見や形式だけで判断して騒ぎ立てる愚かさを喩えた表現である。