基本情報
意味
まないた、料理する板の台、俎上、刀俎
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
まないた。魚や肉などの食品を調理するための平らな台。一般的には木製や石製で、食材を切ったり置いたりする際に使用される。
2
祭りや儀式において、神に捧げるいけにえや供物を置くための特別な台。
熟語
俎豆とは、古代中国の祭祀に用いられた祭器の総称であり、肉を載せる台である俎と、穀物などを盛る高坏である豆を指す。転じて、祭祀そのものや儀式、また人を尊んで祭り上げることを意味する。
鼎俎は、古代中国で用いられた調理器具である鼎(かなえ)と俎(まないた)を指す。これらは料理のための道具そのものを意味し、転じて調理全般に関わる器具を表すこともある。また、鼎で煮られ俎で切られるという調理過程に由来し、他者の意のままに扱われる運命、特に死に至るような危険な境遇の喩えとしても用いられる。
樽俎とは、酒を入れる樽と、肉を載せる台である俎を指す。これらは宴席に欠かせない道具であることから、転じて宴会そのものや、宴が行われる場を意味するようになった。また、「尊俎」と表記されることもある。
越俎之罪とは、自分の職務の範囲を越えて他人の領域に立ち入り、その仕事に干渉する過ちを指す四字熟語である。出典は『荘子』逍遥遊篇にあり、本来は他人の役割を侵すことを戒める喩えとして用いられる。
越俎代庖とは、他人の職務や役割を越えて、本来その立場にない者が余計なことを行うことを指す。古代中国の故事に由来し、自分の分をわきまえずに他人の領域に立ち入る行為を批判する意味で用いられる。
俎上之肉とは、まな板の上に載せられた肉のように、他者の意のままにされ、抵抗する術のない状態を指す。転じて、敵の勢力圏内にあり、自由を奪われた危険な立場や、他者に操られて身動きが取れない状況を喩える表現である。