雑煮は、野菜や鶏肉などの具材を出汁で煮込み、餅を加えて調理した汁物料理である。正月に家族で食し、新年の無事と繁栄を願う縁起物として伝えられる。
甘煮(うまに)とは、肉や魚、野菜などの食材を、砂糖・醤油・みりん・だし汁などの調味料を用いて、甘味が強く濃厚な味わいになるまで煮込んだ料理を指す。「旨煮」と表記されることもある。
旨煮(うまに)とは、肉や魚、野菜などの食材を醤油と砂糖を用いて甘辛く濃厚な味わいに煮詰めた料理を指す。甘煮とも表記される。
煮端とは、茶を煎じたばかりの、香りと味が最もよい状態のものを指す。特に茶道において、淹れたての茶の新鮮な風味を表現する語で、「出花」とも呼ばれる。
煮麺(にゅうメン)は、そうめんを具材とともに煮込んだ料理を指す。表記としては「入麺」と書く場合もある。この語は「煮麺(にメン)」が変化したものとされる。
佃煮とは、小魚や貝、海藻などを醤油や砂糖、みりんなどで甘辛く濃く煮詰めた保存食品である。江戸時代に佃島の漁民が考案したことに由来し、ご飯のおかずや茶請けとして親しまれている。
飴煮とは、魚などの食材を水飴や砂糖、醤油などで甘辛く煮付けた料理、またはその調理法を指す。
時雨煮とは、蛤などの貝のむき身に生姜や山椒などの薬味を加えて甘辛く煮詰めた佃煮の一種である。
風流を解さず情趣を損なうことを喩える四字熟語。琴を焚き鶴を煮るという字義の通り、詩歌や音楽など風雅なものを粗末に扱い、趣を台無しにする行為を指す。唐代の『義山雑纂』に「殺風景」の例として挙げられており、情趣を無視した野暮な振る舞いを批判する表現として用いられる。
「鋳山煮海」は、山の銅を採って貨幣を鋳造し、海水を煮て塩を製造することを意味する四字熟語である。山海の産物が豊富であることや、多くの財貨を蓄えることの喩えとして用いられる。また、自然の資源を開発する手腕に長けていることを表す場合もある。『史記』に由来し、「山やまを鋳い、海うみを煮にる」と訓読される。