別懇とは、とりわけ親密で心の通い合った関係を指す。互いに深く理解し合い、打ち解けた間柄を表し、通常の親しさを超えた特別な親密さを含意する。
「懇懇」は、同じことを繰り返し、丁寧に、そして心を込めて説き明かす様子を表す。特に、相手を諭したり教え導いたりする際の熱心でねんごろな態度を指し、「懇懇と説く」「懇懇と諭す」などの形で用いられる。漢字表記としては「悃悃」と書くこともある。
懇書とは、心を込めて丁寧に書き記した手紙を指す。また、相手から受け取った手紙を敬って言う場合にも用いられる表現である。
懇情とは、相手に対する心からの親しみや思いやりを込めた厚い情けを指す。特に、目上の人から受ける温かい配慮や、深い信頼関係に基づく情愛を表現する際に用いられる。
懇請とは、心を込めて丁寧に、また熱心に物事を頼み願うことを指す。相手に対して誠意を尽くし、切に願い出る様子を表す。
心を込めて細やかな配慮を行い、相手に対して親身に接する様子を表す。説明や指導などにおいて、手抜きがなく丁寧に扱う態度を示す。
懇談とは、打ち解けた雰囲気の中で親しく話し合うことを指す。特に、公式な場ではなく、互いに気軽に意見を交わすような会話や会合の場面で用いられる。
懇願とは、心の底から切実に願い求めることを指す。相手に何かを強く頼み込む様子を表し、例えば協力を懇願するなどのように用いられる。同じ意味で「悃願」と書くこともある。
懇話とは、打ち解けた雰囲気の中で親しく語り合うことを指す。形式ばらない懇親の場において、互いに心を開いて話し合う様を表す語である。
昵懇とは、互いに心を開いて親しく交わる様子を指し、打ち解けた間柄や懇意な関係を表す。
「懇到切至」は、細部に至るまで心を配り、誠意をもって親切に接する様子を表す四字熟語である。また、真心を込めて十分に言い聞かせることを意味する。「懇到」と「切至」はいずれも、ねんごろに行き届くことを示す語である。
懇切丁寧とは、物事に対し心を込めて細やかな配慮を払い、手落ちなく丁重に対応する様子を表す。相手への深い思いやりと注意深さが感じられる態度や説明の仕方を指す。