大勢の人が周りを取り囲み、垣根のように立ち並んでいる様子を指す。特に見物人などが密集して壁のように立ち塞がり、中の様子が見えにくくなる状況を表す。
友垣は友人や親しい仲間を指す言葉で、人と人との交わりを垣根を結ぶことに喩えた表現である。古くから使われており、親しい間柄や旧友の集まりを表す際に用いられる。
神社や神域など神聖な場所を囲む垣のことで、俗界から区切り清浄を保つ役割を果たす。斎垣や瑞垣とも呼ばれ、通常の垣よりも神聖視される。
垣内とは、垣根で囲まれた内部の空間を指す。また、小さな集落やその中で区切られた一画を表すこともある。
垣衣は、シノブやノキシノブなどのシダ植物を指す名称である。また、別の植物であるワスレグサの異称としても用いられ、この場合は「忍草」と表記されることもある。
袖垣とは、門の左右に沿って連続して設けられる低い垣根のことを指します。
斎垣とは、神社などの神聖な場所を囲む垣のことを指し、俗界から区切り清浄を保つための結界としての役割を果たします。
垣籬とは、竹や柴などを粗く編んで作った垣根のことで、目が粗いため外の様子がうかがえる構造をしている。
垣外とは、垣根や塀などで囲まれた領域の外側を指す語である。特に屋敷や村落の周囲に設けられた囲いの外側、すなわち内部と外部とを隔てる境界の外の領域を意味する。
透垣とは、竹や板などの素材を一定の間隔を空けて並べ、隙間を透かして作られた垣根のことを指す。語源は「すきがき」が転じたものとされ、「すいがき」と読まれることもある。
築垣は、土を突き固めて築いた土塀のことで、築地(ついじ)と同じものを指す。語源は「つきがき」が転じたものとされる。
瑞垣とは、神社や宮殿などの神聖な区域を取り囲む垣根を指す雅称である。その清らかさや神域を守る様子を水に譬えた美称であり、「水垣」と表記されることもある。玉垣と同義に用いられる。
簀垣とは、細く割った竹を格子状に編んで作られた垣根のことで、竹垣の一種である。隙間が適度にあるため、外部からの視線を適度に遮りながら風通しを良くする機能を持ち、日本庭園や民家の境界などに用いられる。
「籬垣」は「籬(まがき)」と同じく、竹や木の枝などを編んで作った囲いや垣根を指す語である。主に「ませがき」と読み、「リエン」と読む場合もある。