生唾とは、美味しそうなものや酸っぱいものを見た時、あるいは強い緊張を感じた時などに、自然と口の中に湧き出てくる唾液のことを指す。
緊張や不安、あるいは期待などで息を詰めているときに、自然と口の中にたまるつばのこと。
口中の唾液腺から分泌される無色透明の液体で、食物の消化を助けるとともに口腔内の潤滑や洗浄、抗菌などの役割を果たす。俗に「つば」や「つばき」とも呼ばれる。
唾を吐き捨てるように見下し、忌み嫌って相手にしないこと。軽蔑の念を込めて、まったく顧みない態度を表す。
咳唾とは、咳と唾を指す言葉であり、また咳払いの意味も含む。転じて、目上の人の言葉を敬って言い表す際にも用いられる。
唾壺は、唾や痰を受けるための容器を指す。また、喫煙具の一種として、たばこ盆に付属する灰吹きのことも意味する。
眉唾物とは、真偽が疑わしく、騙されないよう注意すべき物事を指す。眉に唾を塗れば狐や狸に化かされないという俗信に由来し、信用できない怪しげな品や話に対して用いられる。
向天吐唾とは、天に向かって唾を吐くという意味から、他者を害そうとして却って自分自身に災いが返ってくる愚かな行為を指す。仏教の経典『四十二章経』に由来する四字熟語で、自らの行いが結局は自分自身に降りかかるという道理を譬えた表現である。