基本情報
意味
水が盛んに流れるさま、まじる・にごる、すべて・まったく
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
水が勢いよく湧き出て盛んに流れる様子を表す。
2
異なるものが混ざり合ったり、水などが濁ったりする状態を表す。
3
すべて、まったく、という意味で、全体を包括することを表す。
4
一つにまとめる、統べるという意味を表す。
熟語
「渾沌」とは、天地が未だ分かれておらず、全てが入り混じって区別のつかない状態を指す。この世の始まりの様相を表すとともに、物事が入り乱れて秩序を欠き、境界が曖昧なさまを喩える際にも用いられる。表記としては「混沌」とも書く。
「渾渾」は、水が途切れることなく湧き出て流れる様子を表す語である。豊かな水量と絶え間ない動きを感じさせる表現で、特に泉や地下水が勢いよく湧き上がるさまに用いられる。同様の意味で「滾滾」と表記されることもある。
無為渾沌とは、何もせずにぼんやりとしている様子を表す四字熟語である。老子の思想に由来し、作為を排し自然のままであることを理想とする「無為自然」の境地と、万物が未分化で区別のつかない状態を意味する「渾沌」とが結びついた語で、あれこれと手を加えず、あるがままの状態でいることを指す。
「璞玉渾金」とは、まだ磨かれていない玉と精錬されていない金属のことを指し、人の素朴で飾り気がなく、内に優れた本質を秘めている様子をたとえた表現である。『世説新語』「賞誉」に由来する四字熟語で、天性の純粋さや未加工のままの美質を称える際に用いられる。
渾渾沌沌とは、物事の区別がつかず、入り混じって混乱している様子を表す。特に『孫子』の「兵勢篇」では、戦場における敵味方の入り乱れた状態を指し、秩序がなく混沌とした状況を意味する。転じて、物事がはっきりせず、もやもやとした状態を形容する際にも用いられる。