委悉とは、物事の細部に至るまで詳しく知り尽くしている様子を指し、事柄がきわめて詳細であることや、その内容を隅々まで把握していることを表す。
悉皆とは、ある範囲内のものを一つ残らず全て含むことを指す。全体を網羅し、例外なくすべてを対象とする様子を表す語である。
「悉達多(シッタルタ)」の略称であり、釈迦族の王子であり仏教の開祖である釈迦牟尼(ゴータマ・シッダールタ)の名の一部を指す。
悉曇とは、梵語の音訳であり、成就や吉祥といった意味を表す。また、梵語の文字そのものを指すほか、梵語の音声に関する学問の総称としても用いられる。
耶悉茗はジャスミンの漢字表記であり、モクセイ科ソケイ属に分類される植物の総称を指す。主に香り高い白や黄色の花を咲かせる低木で、素馨とも呼ばれる。
江戸時代に大坂で衣服の染色や染め直しの注文を受け、それを京都に送って仕上げることを業とした人を指す。また、転じて、染め物や洗い張りを専門とする店の呼称としても用いられる。
悉有仏性とは、『涅槃経』に説かれる仏教用語で、すべての生きとし生けるものは例外なく仏となる本性(仏性)を備えているという教えを表す。この思想は、一切衆生に悟りの可能性が開かれていることを示し、仏教における平等観の根幹をなす概念である。