布袴は、指貫(さしぬき)の別称であり、袴の一種である。すそにひもを通してくくる構造が特徴で、着用時に足首部分を調節して着崩れを防ぐ役割を果たす。
袴のすそを紐で絞って括ったものを指し、直衣や狩衣などに合わせて着用される指貫などの種類がある。
指袴は、裾を括らずに足首までの長さに仕立てた袴を指す。近世の公家が指貫の代用として用いたもので、指貫の小振りな形式に由来するとされる。
衵袴とは、宮廷に仕える女性が略装の際に用いた袴のことを指す。
袴着とは、かつて男児が初めて袴を身につける際に行われた儀式を指す。主に三歳の時に行われたが、後に五歳や七歳で行う場合もあり、成長の節目を祝う習わしであった。着袴とも呼ばれる。
袴褶とは、中国の南朝時代に騎乗の際に用いられた袴の一種であり、乗馬に適した仕立ての騎馬服を指す。
弊袴とは、長く使用されたために傷み、破れた袴やズボンを指す言葉である。表記としては「敝袴」と書くこともある。
藤袴はキク科の多年草で、山野や川岸などに自生します。葉は三つに深く裂け、初秋には淡い紅紫色の小さな頭状花を密に咲かせます。古来、秋を代表する草花として親しまれ、秋の七草の一つに数えられています。また、「蘭草」の字を当てて表記されることもあります。
大口袴は、平安時代に束帯を着用する際に表袴の下に用いられた、裾口が広く開いた袴を指す。また、武家社会においては直垂や水干の下に着る袴下として用いられ、能装束では腰の部分を左右に大きく張り出した形状の袴をいう。