毛穎とは筆の雅称である。その由来は「穎」の字が禾本科植物の鋭く尖った穂先を意味することから、筆先の形状に喩えてこの呼称が生まれた。主に詩文や雅語として用いられる表現である。
禾穎とは、イネの穂のことを指す語である。秋風にそよぐ稲田の情景を連想させる雅やかな表現で、主に詩歌や文学の分野で用いられる。
秀穎とは、稲などの穂が勢いよく伸びて優れた成長を示す様子を指す。転じて、人やその才能が際立って優れていること、またそのような人物そのものを意味する。
物事の理解が早く、特に才知に優れていることを指す。また、そのような様子を表す。「英悟」と表記することもある。
穎才とは、他よりも抜きん出て優れた才能や、そのような才能を持つ人物を指す。特に学問や芸術の分野で卓越した能力を発揮する者を形容する表現である。
穎脱とは、才能が際立って優れていることを指す。袋に入れた錐の先が布を突き破って外へ現れる様子に由来し、卓越した能力が隠しきれずに自然と表れることを意味する。
穎哲とは、才知が並外れて優れている様子、あるいはそのような人物を指す。特に物事の本質を鋭く見抜く洞察力と、深い知性を兼ね備えた卓越した賢明さを表す。
穎敏とは、才知が鋭く、物事の理解や判断が素早く優れている様子を指す。頭の働きが敏捷で、洞察力に富むことを表し、例えば「穎敏な頭脳」のように用いられる。対義語は愚鈍や遅鈍であり、「鋭敏」と書くこともある。